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スパルタ父がまさかの号泣 ボクシング新世界王者・重岡兄弟の後日談「お前たちよくやった…と」

熊本地震の日に王座戴冠、優大「数人でも喜ぶ人がいてくれてよかった」

 地元の熊本で大震災が起きてから7年の日に王座戴冠だった。知人から多くのメッセージをもらい、銀次朗は「まだ全部は返せていないけど、少しでも明るいニュースを届けられてよかった」と喜び。優大も「昨日はそういう日になったんだなと。もしかしたら喜んだのが数人かもしれないけど、それでもいてくれてよかった」と続いた。


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 熊本に帰省し、休養に充てる予定。次戦は優大がWBC王者パンヤ・プラダブシー(タイ)と、銀次朗がIBF王者ダニエル・バラダレス(メキシコ)との団体内統一戦を熱望している。課題を振り返りながら次への意気込みを語った。

優大「まだ技術的なことが足りない。昨日の相手は真っ向勝負ではなく、ワンパンを狙って12回を想定した選手。それを焦らず仕留めきるとか、ダメージを蓄積させることが大事。まだ暫定ですし、これから正規王者も倒す」

銀次朗「パワーと勢いはあったけど、技術はそこまで。あとは経験不足。(ジム先輩の)京口(紘人)さんと練習していて感じる。もっと強い選手たちとスパーをして、新しいものを取り入れていきたい」

 元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏がプロデュースするボクシングイベント「3150FIGHT Vol5」として行われた今回の興行。初の東京開催となり、ABEMAで無料生配信された。次回の「3150FIGHT Vol6」は8月11日にエディオンアリーナ大阪を予定。亀田氏は重岡兄弟の両正規王者との団体内統一戦を組み込みたい意向を示し、「今後も選手たちが輝く舞台をつくり続けられたら」と誓った。

(THE ANSWER編集部)




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