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ピッチクロック違反で退場のパドレス主砲「悪いことしてない」 球審判定に米識者「説明求む」

4日(日本時間5日)に行われた米大リーグ・パドレス―ダイヤモンドバックス戦の初回、今季から導入されたピッチクロック違反とみなされたことに異議を唱えたパドレス主砲が退場処分を受けた。この判定に、米識者からは「説明責任を求む」といった球審に対しての異論が噴出している。

ダイヤモンドバックス戦に出場したマニー・マチャド【写真:ロイター】
ダイヤモンドバックス戦に出場したマニー・マチャド【写真:ロイター】

パドレス―Dバックスの初回に起こった退場劇

 4日(日本時間5日)に行われた米大リーグ・パドレス―ダイヤモンドバックス戦の初回、今季から導入されたピッチクロック違反とみなされたことに異議を唱えたパドレス主砲が退場処分を受けた。この判定に、米識者からは「説明責任を求む」といった球審に対しての異論が噴出している。


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 毅然とした態度で判定した。初回2死ランナーなしで打席に入ったパドレス3番マニー・マチャド。3-2のフルカウントとなったところでバッティンググローブを直し始めた。しかし、球審は制限時間の残り8秒までに戻らなかったとしてストライクをコール。マチャドは三振となった。マチャドはタイムをかけていたと主張したようだが、球審はこれを受け入れず。抗議を続けたマチャドに退場を宣告した。

 MLB公式サイトは「マチャドがピッチタイマーについて言い争って退場した初めての選手に」との見出しで記事を掲載。「マチャドは『8秒の段階でタイムアウトを要求した。彼(球審)はタイムアウトをくれなかった。それで三振だ。退場したことでチームにとって打撃となった。俺は何も悪いことをしていないと思ってる』と語った」とマチャドのコメントを紹介している。

 米メディア「ジ・アスレチック」も「パドレスのマニー・マチャドがピッチクロック違反で三振 反論し退場に」と見出しで報道。「パドレスのスター選手マニー・マチャドはMLB史上初めてピッチクロック違反をし、史上初めてピッチクロック違反に反論して退場になるという2つの目立った殊勲を持つこととなった。後者は火曜日に起きた。彼はダイヤモンドバックス戦の第1打席でピッチクロック違反で三振となった」と記した。

 この退場劇について米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリストのベン・バーランダー氏は自身のツイッターで「マニー・マチャドは明らかにクロック違反前にタイムを要求していた。それでも球審は違反と判定した。審判の説明責任を求む!」と主張している。

(THE ANSWER編集部)

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