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「ぶっつけ本番だった」 欠場も考えた26歳ささきしょうこが5アンダー首位タイ発進

女子ゴルフの国内ツアー、ヤマハレディースオープン葛城が30日に静岡・葛城GC山名C(6480ヤード、パー72)で開幕し、26歳のささきしょうこ(日本触媒)が6バーディー、1ボギーの67で回り、5アンダーで並んだ鈴木愛(セールスフォース)とともに首位発進した。体調が思わしくなく、練習不足で「ぶっつけ本番だった」にもかかわらずバーディーを量産。「体調を過信せずにやりたい」とマイペースでのラウンドを誓った。

ヤマハレディースオープン葛城初日、5アンダーで首位発進を決めたささきしょうこ【写真:Getty Images】
ヤマハレディースオープン葛城初日、5アンダーで首位発進を決めたささきしょうこ【写真:Getty Images】

ヤマハレディースオープン葛城初日

 女子ゴルフの国内ツアー、ヤマハレディースオープン葛城が30日に静岡・葛城GC山名C(6480ヤード、パー72)で開幕し、26歳のささきしょうこ(日本触媒)が6バーディー、1ボギーの67で回り、5アンダーで並んだ鈴木愛(セールスフォース)とともに首位発進した。体調が思わしくなく、練習不足で「ぶっつけ本番だった」にもかかわらずバーディーを量産。「体調を過信せずにやりたい」とマイペースでのラウンドを誓った。


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 いい意味で予想は裏切られた。出だしの1番で6メートルを外してボギースタート。「こんなもんだよな」。前週のアクサレディスは体調が思わしくなく、予選落ち。その後から「先週土曜日の予選落ちから、一切クラブを握っていなかった」中で今大会に臨んだ。「そんなにゴルフは甘くない。そんなにスコアも出るはずもなく、イーブンで回れたらいいな」という気持ちで次のホールに向かった。

 その“開き直り”が功を奏した。5番でイーブンに戻すと8番でバーディー。後半は11番からの3連続を含む4バーディーを重ね、終わってみればボギーは最初の1つだけ。堂々の首位発進となった。

 2週前の明治安田生命レディスでは最終日まで激しい優勝争いを広げながらも、プレーオフで吉本ひかるに敗れ、2018年以来約5年ぶりの優勝を逃した。「今まで開幕から成績が良かったことがなく、花粉症もあって体調を崩すことが多かった」ものの、今季は開幕から好調。「その分疲れが溜まってしまったのか、3戦目が終わったあたりから調子が悪くなってしまった。今週も休むかどうか悩んだ」という。それでも4日間大会ということもあって出場を決意。「今日はぶっつけ本番でした」というのが偽らざる本音だった。

 ぶっつけ本番に加え「使ったことがないグリーンもいくつかあった」という。だが「恐る恐るプレーしていた」ことが逆に好結果につながった。

 現状も体調は決して良くないという。それだけに「まずは体調管理をして体を休めたい。今日は良いプレーで、結果も大満足なゴルフが出来たので、明日も自分の体調を過信せず、自分のペースでコツコツとやっていきたいなと思います」。一打一打を大事に。ささきは慎重な姿勢を崩すつもりはない。

(THE ANSWER編集部)



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