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女子ゴルフ新人No.1決定戦 今季2勝の19歳川崎春花がV「来季は年間女王を目標に」

女子ゴルフの国内新人戦・加賀電子カップは9日、千葉・グレートアイランドC(6482ヤード、パー72)で最終日が行われ、昨年11月のプロテスト合格者21人が出場した。19歳の川崎春花(村田製作所)が4バーディー、2ボギーの70で回り、通算7アンダーで優勝。すでに今季レギュラーツアー2勝の実力を見せた。

優勝トロフィーを手にポーズをとる川崎春花【写真:Getty Images】
優勝トロフィーを手にポーズをとる川崎春花【写真:Getty Images】

新人戦・加賀電子カップ

 女子ゴルフの国内新人戦・加賀電子カップは9日、千葉・グレートアイランドC(6482ヤード、パー72)で最終日が行われ、昨年11月のプロテスト合格者21人が出場した。19歳の川崎春花(村田製作所)が4バーディー、2ボギーの70で回り、通算7アンダーで優勝。すでに今季レギュラーツアー2勝の実力を見せた。


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 川崎は、1番で残り119ヤードから9アイアンでピン下5メートルに乗せてバーディー発進。4番では142ヤードから8アイアンでピン下3メートルにつけて伸ばした。5番でも80ヤードから58度ウェッジで80センチにピタリ。連続バーディーを奪うと、12番は169ヤードから6アイアンでピン横1メートル半につけて伸ばした。

「正直、優勝したいと思っていた大会で優勝できて嬉しいです。今シーズンの最後の大会で優勝という形でいい締めくくりができたので、これを来シーズンに繋げていきたい。昨日、今日のテーマは決め打ちだった。しっかり何ヤード打つと決めていたのはよかったです。こういうふうにしたらいいんだと自信になりました。同期にもステップ・アップ・ツアーで優勝した強い選手がいた中で勝てたのは嬉しいです。みんなで切磋琢磨して、94期生でツアーを盛り上げていきたい」

 9月の国内メジャー・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯でプロ初優勝。10月には早くも2勝目を挙げてブレークし、新ヒロインとして脚光を浴びた。「前半は思い通りの結果じゃなかったけど、全体ではいい1年になった。やっぱりコニカミノルタ杯での優勝は凄く大きかったです。1年前は想像もしていなかった。それを考えると100点。結果はまだまだですが」と振り返った。

 オフは父と九州で国内合宿を計画中。パット、アプローチ、100ヤード以内のショットの正確性を課題に挙げた。「たくさんの課題が見つかったのでオフにしっかり練習して、来シーズンはメルセデス・ランキング1位を目標にしたいです。今シーズンを超えるようにしたいのと、常に上位にいて強いなと思ってもらえるようにしたい」と年間女王を目標に掲げた。

(THE ANSWER編集部)




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