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W杯米国―イラン戦にあったスポーツマンシップに海外感動「人々は良い。悪いのは政府」

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は29日、B組の米国がイランに1-0で勝ち、1勝2分けの勝ち点5で決勝トーナメント進出を決めた。政治的な対立がある両国の対戦に注目が集まったが、選手間にそうした緊張感はなし。試合後、米国選手がイラン選手に対して見せたスポーツマンシップに溢れる行動が反響を呼んでいる。

米国DFアントニー・ロビンソン【写真:ロイター】
米国DFアントニー・ロビンソン【写真:ロイター】

カタールW杯・B組

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は29日、B組の米国がイランに1-0で勝ち、1勝2分けの勝ち点5で決勝トーナメント進出を決めた。政治的な対立がある両国の対戦に注目が集まったが、選手間にそうした緊張感はなし。試合後、米国選手がイラン選手に対して見せたスポーツマンシップに溢れる行動が反響を呼んでいる。

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 ピッチに政治の壁はなかった。グループリーグの組分け抽選会の時から話題になっていた米国とイランの直接対決。政治的な対立があり、その影響も心配された。試合は米国が1点を守り切って勝ったが、終了のホイッスルが鳴った後は“ノーサイド”。涙を流すイランDFレザイーアンを米国DFアントニー・ロビンソンがそっとハグをして健闘を称える姿も見られた。

 この光景について、米ニュースサイト「アクシオス」のスポーツ記者、ケンダール・ベイカー氏は自身のツイッターに「スポーツマン」と投稿。海外ファンからは「一流の振舞い」「大きなリスペクト」「人々は良いんだ。悪いのは政府」「美しい」「私がスポーツマンシップと呼んでいるもの」「素晴らしい人間性」といった反響が寄せられている。

(THE ANSWER編集部)

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