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一度は全休したフィギュア元全米女王、復活の3Lz-3Tに海外称賛「彼女を見られ嬉しい」

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカは、女子シングルで坂本花織(シスメックス)が優勝した。摂食障害などを乗り越えた27歳グレイシー・ゴールド(米国)は、合計174.09点で6位。主要国際大会では復帰後の最高順位となった。3回転ルッツ―3回転トウループの連続ジャンプも披露。海外メディアも「ワンダフル」「彼女のスケートを見られるとは、なんという喜び」と称賛している。

スケートアメリカ女子シングル、合計174.09点で6位だったグレイシー・ゴールド【写真:Getty Images】
スケートアメリカ女子シングル、合計174.09点で6位だったグレイシー・ゴールド【写真:Getty Images】

GPシリーズ・スケートアメリカでゴールドが6位

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカは、女子シングルで坂本花織(シスメックス)が優勝した。摂食障害などを乗り越えた27歳グレイシー・ゴールド(米国)は、合計174.09点で6位。主要国際大会では復帰後の最高順位となった。3回転ルッツ―3回転トウループの連続ジャンプも披露。海外メディアも「ワンダフル」「彼女のスケートを見られるとは、なんという喜び」と称賛している。


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 女子フリー、ブルーの衣装でリンクに立ったゴールドは、ジャンプで失敗もあったものの、SPでも決めた3回転ルッツ―3回転トウループの連続ジャンプに美しく着氷。地元ファンを大いに沸かせた。ステップやスピンも美しく滑り、演技中には笑顔も輝かせた。

 14年ソチ五輪団体銅メダル獲得に貢献し、全米選手権は14、16年と2度制したゴールド。うつ病、不安障害、摂食障害により、17-18年シーズンを全休し、翌シーズンのグランプリ(GP)シリーズのロステレコム杯で復帰。19-20年シーズンに3年ぶりに全米選手権に出場して12位。今年1月の全米でマークしていた10位を超える復帰後最高の順位だった。

 27歳になったゴールドの演技に、ツイッター上では称賛の声が集まった。ルーマニアのフロレンティナ・トーン記者が展開するスケート専門メディア「インサイド・スケーティング」の公式ツイッターは「私たちは皆カムバックストーリーが大好きだ。グレイシー・ゴールドはワンダフルだった。本当に彼女を見られたことが嬉しいし、これはトップへの旅の序章だ」と記した。

 また米専門誌「スケーティング・マガジン」などに寄稿するクレア・クルーティエ記者はシーズンベストであることも伝えつつ「グレイシー・ゴールドによる堅実なプログラム。冒頭の3回転ルッツと3回転トウループのコンボがハイライトでしょう。良かったね!」と記し、女子スポーツのニュースレーターサイト「パワープレー」のリンゼイ・ギブス記者も「グレイシー・ゴールドの滑りを見られるなんて、なんという喜びなんでしょう」と歓喜していた。

(THE ANSWER編集部)

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