23日は1次リーグ3試合が行われ、ドイツが初勝利、韓国は連敗

　サッカーのワールドカップ（W杯）ロシア大会は23日、1次リーグ3試合が行われ、F組ではV候補ドイツがスウェーデン戦で後半アディショナルタイムに勝ち越し、2-1で初勝利を挙げた。

【完全版】韓国は連敗で土俵際、最終戦の相手ドイツは？　ベルギーは連勝で突破濃厚に、すでに敗退決定の5か国は…＜W杯1次リーグ各組の順位表＞

　初戦でまさかの敗戦を喫していたドイツが優勝候補の意地を見せた。精彩を欠き、前半に先制される苦しい展開だったが、後半3分にMFマルコ・ロイスのゴールで同点。後半37分にMFジェローム・ボアテングが退場し、1人少ない状態となったが、土壇場の後半アディショナルタイム、50分に得たFKをMFトニ・クロースが直接突き刺して逆転勝ち。貴重な勝ち点3を加え、同組2位に浮上した。

　同組の韓国はメキシコに2点を先行される苦しい展開。後半アディショナルタイムにFWソン・フンミンのゴールで1点を返すのが精いっぱいだった。連敗で追い込まれた韓国は、最終戦のドイツ戦に一縷の望みを託す。メキシコは連勝で決勝トーナメント（T）進出に大きく前進した。

　G組のベルギーはチュニジアを相手に5発。2試合で8得点と屈指のタレントをそろえたアタッカー陣が躍動し、決勝T進出を決定的にした。