ジャッジの大飛球で“カメラ詐欺”が米話題 61号かと「カメラマンに騙された(笑)」
米大リーグ・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は22日(日本時間23日)、本拠地レッドソックス戦に「1番・右翼」で出場し、同点の9回に特大のセンターフライに倒れた。リーグ記録61発目かと思われ、打った瞬間は熱狂に包まれたが、中継カメラマンも視線をバックスクリーンに誘導するカメラワークを披露。“騙された”ファンは「スコアボードも越えるかと思ったよ」「酷いカメラワークだな」と盛り上がっている。
9回の特大中飛で思わぬハプニング「カメラマンはボールに念を送ろうと…」
米大リーグ・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は22日(日本時間23日)、本拠地レッドソックス戦に「1番・右翼」で出場し、同点の9回に特大のセンターフライに倒れた。リーグ記録61発目かと思われ、打った瞬間は熱狂に包まれたが、中継カメラマンも視線をバックスクリーンに誘導するカメラワークを披露。“騙された”ファンは「スコアボードも越えるかと思ったよ」「酷いカメラワークだな」と盛り上がっている。
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カメラマンも61号を期待していたに違いない。3つの四球と空振り三振で迎えた9回1死無走者、一発出ればサヨナラという最高の場面で打席に立ったジャッジ。球場のファンも総立ちで見守る中、カウント2-2からの5球目だ。右腕バーンズの速球を捉えると大飛球がセンターへ。球場から大歓声が上がる。すると、切り替わった中継映像はバックスクリーンとオーロラビジョンを画面いっぱいに捉え、視線を誘導した。しかし――。
打球が落ちてくると、突然、グラウンドの中堅手をとらえ、フェンスぎりぎりで捕球する様子が映し出された。歴史的瞬間を待ち望んでいたであろうカメラマンの心情がにじんだカメラワーク。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターが「オー・マイ・グッドネス。ジャッジはあと少しだった……」と映像を投稿すると、ファンから続々とツッコミが寄せられた。
「スコアボードも越えるかと思ったよ」「カメラマンに騙された(笑)」「カメラアングル的に800フィート飛んだかのように見えた」「カメラマン給料上げろ。面白すぎた」など面白がるファンのほか、「カメラマンを解雇しろ」「酷いカメラワークだな」と腹を立ててしまったファンもいた。
元MLB選手ジェイク・アリエータがホストを務める米ポッドキャスト「スターティング9」公式ツイッターも「カメラマンは、アーロン・ジャッジのためにフェンスを越えるよう、ボールに念を送ろうと試みた」とユーモアを交えて紹介した。
試合は延長10回にヤンキースがサヨナラ勝ち。ジャッジは2打数無安打3四球で61号はお預けとなった。
(THE ANSWER編集部)