米国の「モンスター馬」に衝撃 2歳超新星の“全頭ごぼう抜き”の「驚異的姿を見よ」
米競馬界に「モンスター馬」と呼ばれる2歳牝馬が鮮烈デビューを飾り、話題を集めている。7月31日(日本時間8月1日)に米カリフォルニア州のデルマー競馬場の第8レース(ダート1100メートル)。ジャスティーク(ジョン・シレフス、父ジャスティファイ)が最後尾から9頭を抜き去る完勝劇を見せた。海外メディアは動画付きで「驚異的なデビューを見よ」「ライバルたちを冷酷に消し去った」と報じている。
父は米3冠馬ジャスティファイ、2歳牝馬ジャスティークのデビュー戦とは
米競馬界に「モンスター馬」と呼ばれる2歳牝馬が鮮烈デビューを飾り、話題を集めている。7月31日(日本時間8月1日)に米カリフォルニア州のデルマー競馬場の第8レース(ダート1100メートル)。ジャスティーク(ジョン・シレフス、父ジャスティファイ)が最後尾から9頭を抜き去る完勝劇を見せた。海外メディアは動画付きで「驚異的なデビューを見よ」「ライバルたちを冷酷に消し去った」と報じている。
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次世代の最強馬になれるか。出遅れたジャスティークは最後尾からうかがう展開。ここから促しながら1頭、また1頭と捉え、5番手で最後の直線を迎えた。グングンと伸びるが、鞍上のビクター・エスピノーザは手綱をほぼ持ったまま、最後は追わず。出たスピードで流し、2馬身半差をつけて完勝した。
米競馬専門メディア「ポーリック・レポート」は8月4日に記事を掲載。米国の競馬情報誌「ブラッド・ホース」で編集長を務めたレイ・ポーリック氏が主催する同メディアは「ジャスティークが将来についてビクター・エスピノーザをワクワクさせる」との見出しを打った。エスピノーザは「彼女はプロのように走った。多くの2歳馬ができることじゃない。彼女の走りを誇りに思うよ」と胸を張ったという。
英紙「ザ・サン」もレース直後に動画付きで報道。「『ジョッキーがハリー・エンフィールドのように抜き去った』 競馬界を沸かせたジャスティークの驚異的なデビューを見よ」の見出しで伝えた。「これが、ライバルたちを冷酷に消し去って競馬界を沸かせた“モンスター”馬の驚くべきデビューだ」と衝撃を記述。「しかし、映像を見ると、全く違うストーリーが見えてくる。ビクター・エスピノーザ騎手は平然とライバルに並び、力みもせずに抜き去って見せた」と記した。
ジャスティークの父は、日本でも産駒がデビューする無敗の米3冠馬ジャスティファイ。記事では「昨年9月にシアーリング夫妻によって60万ポンド(約9772万円)にわずかに届かない金額で買い取られた」と説明した。スカイスポーツ・レーシングのホストを務めるティム・キャロルは「米国で私が今まで見た中でも、非常に印象的な2歳牝馬のデビューです」と称賛したという。
(THE ANSWER編集部)