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ジョコビッチ2回戦敗退の衝撃 全豪OP史上に残る5大波乱をメディアが特集

全豪6度優勝のS・ウィリアムズは06年に3回戦敗退も…

 3人目は女子の名手が登場する。フランスのマリー・ピエルスは、1995年に19歳の若さで全豪オープン優勝を果たした。だが、翌年は2回戦でロシアのダブルスの名手、エレーナ・リホフツェワに敗北。この結果、当時契約していたコーチのニック・ボレッティエリ氏との契約を解除する事態となった。

 4人目はアメリカのジェニファー・カプリアティだ。2001、02年大会で連覇を果たしたが、寸評では「彼女のタイトルのハットトリックへの挑戦は最初のハードルで終焉を迎えた」と、ドイツのマレーネ・ヴァインガートナーの前に1回戦負けに終わった過去を振り返っている。女子シングルスの前年度覇者の1回戦負けはカプリアティが初だったという。

 最後に登場したのは、セリーナ・ウィリアムズだ。全豪6度優勝と圧倒的な強さを見せるウィリアムズは、今大会もディフェンディングチャンピオンとして臨んでいるが、05年優勝の翌年に悪夢を見た。この年は3回戦でダニエラ・ハンチュコバに敗れて連覇ならず。だが、その後に4回も王座に返り咲いた。06年の連覇には失敗したが、2009、10年は連覇している。

 よもやのジャイアントキリングの餌食となったジョコビッチだが、このまさかの黒星は、ビランデルのような凋落の第一歩となるのか、それともウィリアムズのようにタイトルを積み重ねる起爆剤とするのか。熟練の名プレーヤーの今後に注目が集まる。

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer



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