ダニエル太郎、金星献上のジョコは自らのミス連発嘆く… 「とても奇妙だ」
得意のバックハンドがことごとくミスに ジョコはまだ本来の感覚を取り戻せていない
同紙の記事では、ジョコビッチは「あまりに多くのアンフォーストエラーを犯してしまった。ベースラインからのリズムを見出すことができなかった。特にバックハンドで。これは自分のキャリアを通じて、盤石のショットだった。理解し難く、らしからぬエラーもあったが、これは今この瞬間に迎えている特有の事情によるものだと思う」と振り返っている。
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かつての「ビッグ4」の一角が、絶対の武器としていたバックハンドがいつもの精度を欠いていた。現在世界ランク13位のジョコビッチは1月の全仏オープン4回戦でチョン・ヒョン(韓国)に敗れた後、右肘の手術に踏み切っており、その影響を否定しなかった。
故障再発の可能性については、「それはないだろう」と話したジョコビッチだが、一方で「ここ9か月間で何試合かこなしただけなので、自分はフィットしているのかどうか、自分の中で葛藤がある。痛みはなくても考えてしまう。ここ2年間引きずっていたものだからね」と説明しているという。
ダニエルがランク20位以上の選手を倒したのはこの試合が初。自らのミスから、金星を献上したかつての王者。完全復活にはもう少し時間がかかりそうだ。
(THE ANSWER編集部)