「復活」と「衝撃」― ウッズ対DJ、新旧世界1位の“エース未遂”がPGA企画で対決
現世界1位ジョンソンは衝撃の“433yエース未遂”で話題に
一方、ジョンソンが驚愕させたのは前々週のセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ最終日。433ヤードの12番パー4だった。193センチの屈強な肉体でドライバーを振り抜き、破壊音を残してフェアウェイ左にかっ飛ばした。ボールは勢いが止まることなく、下りの斜面でどんどん弾み、そのままグリーンオン。それでも、ボールは止まる気配がなく、さらに転がっていく。
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5メートル、10メートル。すると、その先にピンが見えた。完全にラインに乗って一直線。奇跡を予感したギャラリーが、にわかに沸き立った。しかし、ボールはカップ直前で失速し、ストップ。その距離、15センチ。もうひと転がりすれば……という奇跡の“パー4エース”は逃したが、信じられない一打にコース全体が一気に熱狂に包まれた。
どちらも話題を呼び、ファンを驚かせたスーパーショット。毎週勝ち抜きの今回の企画ではジョンソンが4週勝ち抜いている。
特集ではジョンソンについて「DJ、パー4エース未遂」と題し、「独壇場の優勝の過程で、ダスティン・ジョンソンが12ホール目でマンモスドライブを爆発させ、パー4でエース目前に迫った」と紹介。ウッズについては「タイガー、2018年シーズンデビュー」と題し、「2018年のファーマーズ・インシュランス・オープンでシーズンのスタートを切った」と紹介している。
純粋なショットの衝撃ではジョンソンが上だが、ウッズが復帰戦で演じたスーパーショットということもあってか、途中経過ではジョンソンのリードは僅差で大接戦となっている。いったい、どちらのショットがファンの心をつかむのか。注目だ。
(THE ANSWER編集部)