パナソニックが5度目V王手! ラストシーズン福岡堅樹が開始30秒&ダメ押しで圧巻の3T
ラグビー・トップリーグ(TL)のプレーオフトーナメントは15日、準決勝が花園ラグビー場で行われ、ホワイトカンファレンス1位のパナソニックが、レッドカンファレンス2位のトヨタ自動車に48-21で勝利。今季限りで現役を引退する2019年ラグビーW杯日本代表WTB福岡堅樹は開始30秒でノーホイッスルトライを決めるなど、圧巻の3トライで決勝進出に貢献した。
TLプレーオフトーナメント準決勝
ラグビー・トップリーグ(TL)のプレーオフトーナメントは15日、準決勝が花園ラグビー場で行われ、ホワイトカンファレンス1位のパナソニックが、レッドカンファレンス2位のトヨタ自動車に48-21で勝利。今季限りで現役を引退する2019年ラグビーW杯日本代表WTB福岡堅樹は開始30秒でノーホイッスルトライを決めるなど、圧巻の3トライで決勝進出に貢献した。
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先手を取ったのはパナソニックだ。開始わずか30秒で福岡が左サイドを疾走しトライ。5点を先制した。トヨタ自動車もすぐに反撃。5分にFL古川聖人がトライ、9分にはWTB高橋汰地がトライを奪い逆転に成功。高橋は16分にもトライを決めた。
ビハインドの展開となったパナソニックは、SO松田力也のキックで反撃に出る。21分にペナルティーゴール(PG)、24分にはドロップゴール(DG)、27、33分にもPGを決めて逆転に成功する。
トヨタ自動車もその2分後にSOライオネル・クロニエがPGを決めて、18-17と1点リードで前半を折り返した。
後半も互いに一歩も引かない展開での立ち上がりだったが、今季無敗のパナソニックの底力が上回った。20分に途中出場の山沢拓也が逆転トライ。29分には福岡が左サイドにこの日2つ目のトライを決めた。快足ウイングはさらに37分にもトライを決め、圧巻の3トライ。医師の道を目指して、今季限りで引退する男がダメを押した。
三洋電機時代も含めてTLで4度優勝しているパナソニック。5度目の優勝がかかる決勝(23日・秩父宮)は16日に行われるサントリー―クボタ(花園)の勝者と争う。
(THE ANSWER編集部)