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井上尚弥、戦慄“70秒KO”は「歴史的な一撃KO」 英誌選出の「トップ50」にランクイン

英ボクシング専門誌「ボクシングニュース」ではボクシング史上で最も偉大な「ワンパンチKO50傑」を特集。2018年10月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦でフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)をわずか70秒でマットに沈めたWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)の衝撃KOが堂々の12位に選出されている。

パヤノを秒殺した井上尚弥【写真:Getty Images】
パヤノを秒殺した井上尚弥【写真:Getty Images】

3年前のパヤノ戦のKO劇に英誌脚光「パヤノをペチャンコにするまでわずか70秒…」

 英ボクシング専門誌「ボクシングニュース」ではボクシング史上で最も偉大な「ワンパンチKO50傑」を特集。2018年10月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦でフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)をわずか70秒でマットに沈めたWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)の衝撃KOが堂々の12位に選出されている。


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 1909年創刊という歴史を誇る英ボクシングニュース誌では、ボクシング史上最も偉大なワンパンチでのKO劇を格付け。マイク・タイソン(米国)、ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)、ロイ・ジョーンズJr.(米国)ら重量級の錚々たるレジェンドたちが名を連ねる中、日本勢で唯一のランク入りしたのがモンスターだった。

 パヤノ戦の衝撃的な70秒KOは12位に選出されている。WBSSシーズン2バンタム級大会の開幕カード、井上は圧巻の勝利を飾った。ステップインした井上がこの試合で初めて放った左ジャブから、すかさず電光石火の右ストレートを炸裂させた。打ち抜かれたパヤノは仰向けに卒倒。キャンバスに大の字になった。

 寸評では「モンスターはかつてこう語った。僕の目標はどんな試合でもKO勝利だ、と。彼はパヤノをペチャンコにするまでわずか70秒しか必要としなかった」と振り返っている。

 さらには「元WBA王者はそれまでの21戦でルーシー・ウォーレンに判定負けを唯一喫しただけだった。イノウエが試合後、深刻なダメージを与えてしまったのではと心配した、左から右の一撃でドスリと倒れこんだ」と衝撃のワンシーンを描写している。

 WBSSでの快進撃で「NAOYA INOUE」の名前は軽量級屈指のハードパンチャーとして世界に知れ渡ることとなったが、初戦の秒殺劇はボクシング史に刻まれるほどのインパクトを残したようだ。

(THE ANSWER編集部)




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