陸上MVPの新谷仁美、開催不透明の東京五輪へ不動心「いい意味でどっしり構えたい」
優秀選手賞の田中希実「もっと力をつけていきたい」
優秀選手賞は女子中長距離で活躍した田中希実(豊田自動織機TC)、男子1万メートルの相澤晃(旭化成)、男子110メートル障害の金井大旺(ミズノ)が選ばれた。田中は昨夏に3000メートルと1500メートルで日本記録を更新。12月の日本選手権で5000メートルを制し、初の五輪切符を獲得していた。
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田中は「アワードに参加するたびに自分のステップアップできていることと、選んでいただけるありがたさを毎回感じています。来年度も選んでいただけるようにもっと力をつけていきたい」と感想を吐露。大会タイ記録13秒36で日本選手権を制した金井大旺(ミズノ)は「自己ベストを3回更新できたので、とてもいいシーズンでした。いろんな技術改善とかをしてそれが結果に出た。今後に繋がるいいシーズンだったと思います」と振り返った。
男女で選ばれる新人賞は、東京運動記者クラブ選出が三浦龍司(順大)と兒玉芽生(福岡大)、日本陸連選出が古澤一生(前橋育英高)と廣中璃梨佳(日本郵政グループ)となった。2007年にスタートした同アワードは今回が14回目。陸上競技を通じた活動や活躍が広く社会に対して貢献したと認められた者、もしくは団体に贈られる「特別賞」には、株式会社アシックスが選ばれた。
(THE ANSWER編集部)