ズベレフ発熱申告なし 規定破る無責任さを海外批判「コロナの深刻な懸念を起こした」
3回戦後に38度の高熱が出ていたと明かしたズベレフ「オレは完全に病気だ」
フランスでは新型コロナの第2波が深刻化。1日平均1万人以上の感染者が出ている状況下で、感染拡大防止に努める大会側の意向をズベレフは踏みにじったことになる。
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米地元紙「ニューヨーク・タイムズ」ではズベレフが大会側に高熱の事実を隠していたことを問題視。「オレは完全に病気だ。本当に息もできない。みんなもオレの声からわかるだろう。熱もあった。最高な体調とは言えなかったわけだ」というズベレフの証言を紹介。一方で、主催側となるフランステニス協会の声明文も伝えている。
同協会は「ズベレフはここまでの検査で常に陰性だった」とする一方で、「彼は試合前に大会ドクターの意見を求めなかった」と規定違反を指摘している。
3回戦のマルコ・チェッキナート戦の時点で38度の高熱に苦しんでいたというズベレフ。記事ではズベレフの新型コロナに関するトラブルの過去を紹介。参加者の感染が続出したノバク・ジョコビッチが主催した「アドリア・ツアー」に参加。その後もマスク無しでパーティーに参加し、全米オープン直前にはツアーに同行している両親が感染したことも伝えていた。
(THE ANSWER編集部)