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大谷翔平の“逆方向弾”に白旗 見上げた被弾投手が失投を後悔「もう少し低めに…」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地マリナーズ戦で「4番・DH」でスタメン復帰し、左越えの先制3号ソロを放った。右屈曲回内筋群の損傷後初の打者出場でいきなり見せた一撃に、被弾した相手投手も「もう少し低めに投じるべきだった」などと白旗を掲げている。AP通信が報じている。

先制となる3号ソロを放ったエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】
先制となる3号ソロを放ったエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

右肘付近故障後いきなり先制3号ソロ、指揮官称賛「高い集中力と確信を持っている」

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地マリナーズ戦で「4番・DH」でスタメン復帰し、左越えの先制3号ソロを放った。右屈曲回内筋群の損傷後初の打者出場でいきなり見せた一撃に、被弾した相手投手も「もう少し低めに投じるべきだった」などと白旗を掲げている。AP通信が報じている。


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 復帰1打席目でパワーを見せつけた。2回先頭で打席に立った大谷は、ウォーカーの外角に抜けた変化球を捉えて逆方向へ。右腕は高々と上がった打球を見上げた。左翼手がフェンスによじ登っても届かず。出場2試合ぶりの一発となった。

 AP通信は、左翼への一発を被弾したウォーカーのコメントも紹介。「あの球を思い返して、見返してみた。ど真ん中だった。良い打者だ。あれはミスだった。1-0は彼のバッティングカウントだ。もう少し低めに投じるべきだった」と、1ボールからの2球目の失投を後悔しているようだ。

 2日(同3日)のアストロズ戦に登板後、右屈曲回内筋群の損傷と診断された大谷は投球再開まで4~6週間かかるため、当面は打者専念する。不安を一掃する豪快弾に、ジョー・マドン監督も「私が直接見た彼のスイングの中で、過去最高だった。そしてただの本塁打じゃなかった。今日良いものが多く見られたし、彼(大谷)がこれを続けられるか興味がある。自分のやっている全てのことに対し、高い集中力と確信を持っている」と称賛している。

 7月31日(同8月1日)のアストロズ戦以来となった打者としての出場で、いきなり結果を残した背番号17。本場でも称賛の声が広がっているようだ。

(THE ANSWER編集部)




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