こんな面白いPK見たことない!? “8秒遅れのゴール”に世界が笑撃「これは罠?」
周囲の「オイ!」の声で察知、天国と地獄は一変…ファン笑撃「すごくおバカ」
すでにGKはペナルティエリアを飛び出していた。キッカーもうつむき、視線を落としたままで気づいていない。そこから、2回、3回とバウンドし、ゴールに向かっていく。まさか――。スタジアムに「オイ!」「オイ!」と異変を察知した声が響き渡る。すると、キッカーも視線を上げて気づき、思わずボールを指さした。
なんとボールはゴールラインを越えていったのだ。一瞬遅れて気づいたGKも慌てて戻ったが、間に合わず。一部始終を見守っていた審判は冷静に笛を吹き、ゴールをコールした。今度はキッカーが大喜び。天を仰ぎ、まるで会心のゴールが決まったかのようにピッチに両膝をつき、両拳を握って歓喜に酔いしれていた。
クロスバーを叩いてからゴールラインを割るまで、8秒かかっていた。“PK史上最遅”ゴールに当然、GKは呆然。スタジアムは騒然とした空気に。その一部始終について、FOXスポーツアジア版は「ペナルティーキックでは決して早すぎる祝福をしてはならない」と紹介すると、映像を見たファンに笑撃が広がっていた。
「プスカシュ賞ノミネートだ」「ひどいな」「不幸だけど、こいつは面白い」「すごくおバカ」「これは罠と言っていいのかな?」と声が続々と上がっていた。
一瞬にして決着してしまうPK。Jリーグや日本代表でも当然、多くある。しかし、GKにとって最後までボールを追うことは必須だ。改めて、基本の大切さが身につまされるゴールとなった。