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井上尚弥は「No.1ブレイク選手」 リング誌編集長が認定「PFPトップ5には理由がある」

新型コロナウイルスの感染拡大で、ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)はWBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦は延期となっている。パウンド・フォー・パウンド(PFP)で世界3傑に選出されている実力者の井上に対し、ボクシング専門誌「ザ・リング」のダグラス・フィッシャー編集長は「近年のNo.1ブレイク選手」と評価している。

井上尚弥【写真:Getty Images】
井上尚弥【写真:Getty Images】

読者からのQ&A企画で井上を一押し

 新型コロナウイルスの感染拡大で、ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)はWBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦は延期となっている。パウンド・フォー・パウンド(PFP)で世界3傑に選出されている実力者の井上に対し、ボクシング専門誌「ザ・リング」のダグラス・フィッシャー編集長は「近年のNo.1ブレイク選手」と評価している。


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 リング誌毎週恒例のQ&A企画で、フィッシャー編集長に読者からこんな質問が届いた。

「以下に挙げた最近ブレイクした5人のうち、最も功績を成し遂げたのはどのファイターですか? 実績に加えて、この先5年間のスター性も考慮してください」

 WBAスーパー&IBF世界スーパーライト級王者ジョシュ・テイラー(英国)、IBF世界ライト級王者テオフィモ・ロペス(米国)、WBC&IBF世界ライトヘビー級王者のアルツール・ベテルビエフ(ロシア)、WBAスーパー&IBF世界スーパーバンタム級王者ムラドジャン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)とともに、井上の名前が挙がった。

 フィッシャー編集長が選んだのはモンスターだった。

「私はイノウエと言いたい。この5人の中でここまで最も多くを達成している。彼はワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝で将来の殿堂入り選手(ドネア)を倒した。2つのメジャー団体とリング誌のチャンピオンベルトを持っている。そして、2019年のリング誌の年間最優秀ファイターの1人だった。日本のスターが全ての人間のPFPトップ5に選出されるには理由があるのだ」

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