悪童マッケンロー、「彼らはミス犯したと思っている」とATPを“口撃”した理由とは
錦織ら離脱中の選手に参加期待「大会の信頼性は素晴らしい質を持つ選手たちによる」
「ATPは『この大会が大きくなるだろう』と気づかなかったミスを犯したと俺は思っているよ。彼らに対してこう伝えたい。今大会が開かれたことは驚くべきことで、俺が望むならプレーをしたいくらいだからね」
こう伝えるとともに、負傷で離脱中のタレントたちの出場を期待するような言葉も残した。
「最終的にはレーバーカップの信頼性は、素晴らしい質を持つ選手たち、ケガで今回欠場した選手も含めてプレーできるかどうかによるだろう」と、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、アンディ・マレー(イギリス)、スタン・ワウリンカ(スイス)、そして錦織圭(日清食品)らの来季の参加を望んでいるようだった。
記事によると、ATPは現在、テニス・ワールドカップ(W杯)という新たなイベントを立案している最中で、協力姿勢は最後まで見せなかったといい、来年9月の開催がすでに決まっているレーバーカップに加え、W杯まで実現すると、毎シーズンの選手、チームの過剰供給が避けられないことになると伝えているという。
果たして、マッケンロー氏の率直な提言に、テニス界は新たな動きを見せるだろうか。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer