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「短すぎる」と指摘も…上田桃子が貫いたショートパンツの真意 出産経て解説復帰、今明かす20年の秘話

逆オファーから20年。PEARLY GATESとともに歩む上田桃子【写真:くさかべまき】
逆オファーから20年。PEARLY GATESとともに歩む上田桃子【写真:くさかべまき】

PEARLY GATESの限定アイテムをディレクション

 24年シーズンを最後にツアーから離れた上田はこの春、PEARLY GATESの限定アイテムをディレクションした。20年の歴史を振り返り、かつて自身がジュニア時代に憧れていた昔から好きなモチーフをアレンジして取り入れるアイデアも提案したのだ。

「以前、PEARLY GATESのコンペに参加させていただいた際、お客様と会話してブランド愛や熱量の高さを感じました。だからこそ、『20年経ってもかわいいと思えるモチーフでそれを表現しては』と伝えました」

 さらに言うと、上田は機能性重視のポロシャツ全盛の時代にあえて、かつての主流だったインド綿の素材感を推している。

「昔は『もっと速乾性のある素材がいい』なんて言っていたんです(笑)。でも、あえて今、あの頃の綿100%の柔らかさや、ちょっとハリがあって、くたっとなることで出るかっこよさをあらためて実感しています。今の機能的なウェアと昔の製品とを比べることで、両方の良さが分かると思います。若いツアー選手やエンジョイゴルファーにも、そういう素材の良さを知ってほしいという思いもあります」

 その経緯も踏まえ、あらためてゴルフウェアの魅力を聞くと、明確な答えが返ってきた。

「ゴルフって、他のスポーツ以上にファッションを楽しめるスポーツだと思います。だからこそ、女子ツアーも華やかになってきました。選手のキャラクターとファッション性もマッチしてきています。そこも魅力ですよね」

 戦いの場から距離を置いた今も、上田とゴルフウェアの物語は終わらない。培ってきた感性と哲学。それは今後もPEARLY GATESで生かされていく。

■上田桃子(うえだ・ももこ)
 1986年6月15日、熊本市生まれ。9歳から坂田塾でゴルフを始め、2005年プロテスト合格。07年は日米両ツアー共催ミズノクラシックを含めて5勝を挙げ、21歳で当時の史上最年少賞金女王に。08年から米ツアーに本格参戦し、14年に国内復帰。その後、辻村明志コーチらの指導で復活を遂げ、第一線での活躍を継続。日米通算17勝。21年6月に結婚し、24年シーズン限りでツアー休養。25年は解説などを務め、同10月31日、第一子の男児を出産。

(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)

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