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夏のお弁当で食中毒を防ぐ4つの方法 “暑い季節にオススメの素材”を紹介

防腐効果のある素材や調味料を上手く活用、食欲のアップ効果にも期待

【④“酸っぱい食品”で傷みを防止】

 酸性のお酢や梅干しには殺菌効果があり、安全なお弁当作りに大活躍。お酢はご飯を炊くときに、米2合に対し、酢小さじ1と塩小さじ1/2、水に混ぜるだけでOKです。梅干しは1個、ご飯の真ん中に入れます。梅干しは、はちみつで甘味を加えたものでも大丈夫。果肉をおかずの味付けに使うのもおすすめです。

 また、肉や魚の味付けにぴったりのカレー粉、大人のお弁当であれば鷹の爪や赤唐辛子、ワサビなども防腐効果あり。ともに、食欲もアップの効果も期待できます。

 あとは、ランチタイムまでは直射日光が当たらないところで保存すること。子供たちが部活動の遠征先や大会などで外での試合、練習があるときは、保護者や指導者がきちんと安全な場所を確保してください。

<夏場におすすめの素材>
・水分の出にくい野菜(※加熱すること)
にんじん、じゃがいも、ピーマン、パプリカ、インゲン、きぬさや、ズッキーニ、とうもろこし、かぼちゃ
・水分を吸収する素材
もみのり、あおさ、かつおぶし、すりごま、揚げ玉、とろろこんぶ
・防腐効果のある素材・調味料
梅干し、酢、カレー粉、わさび、赤唐辛子

【了】

長島恭子●文 text by Kyoto Nagashima

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橋本 玲子

株式会社 Food Connection 代表取締役

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

ラグビーワールドカップ(W杯)2019で栄養コンサルティング業務を担当。2003年ラグビーW杯日本代表、サッカーJ1横浜F・マリノス(1999年~2017年)、ラグビーリーグワン・埼玉パナソニックワイルドナイツ(2005年~現在)ほか、車いす陸上選手らトップアスリートのコンディション管理を「食と栄養面」からサポート。また、ジュニア世代と保護者に向けての食育活動も行う。アメリカ栄養士会スポーツ循環器栄養グループ(SCAN)並びに、スポーツ栄養の国際的組織PINESのメンバー。アメリカ栄養士会インターナショナルメンバー日本代表(IAAND)として、海外の栄養士との交流も多い。近著に『スポ食~世界で戦うアスリートを目ざす子どもたちに~』(ベースボールマガジン社)

URL:http://food-connection.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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