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体育会学生が知るべき知識 “一人暮らしアスリート”の上手な外食&コンビニ活用術

外食はラーメン屋よりも定食屋がベスト…コンビニ弁当で選ぶべきものは?

 また、「すべて自炊で」と力まず、是非、コンビニエンスストアや外食も上手く活用しましょう。

 外食は安くてボリュームのあるチェーン店の定食屋、パスタ屋、ラーメン屋が人気ですが「主食・主菜・副菜・汁物」をバランスよく食べられる定食屋がベスト。主菜に肉や魚のタンパク質源を選び、余裕があれば野菜や豆腐のおかずを一品追加しましょう。パスタやラーメンは脂質が多く、他の栄養素も圧倒的に不足しています。

 コンビニのお弁当であれば鶏のてりやき弁当、3色そぼろ弁当、豚丼と、なるべくタンパク質を多めに摂れるものを選択。余裕があればサラダや緑黄色野菜のおかず、または野菜ジュース(果汁が入っているものでも可)を加えます。主菜だけ購入するのであれば、ゴーヤチャンプルー、餃子、レバニラ炒めなどがおすすめです。

 また、サラダはチキンや豆腐などタンパク質源がのっているものを購入するか、グリーンサラダとともにタンパク源の豊富な食品も栄養素が摂れます。例えばグリーンサラダにはツナ缶や温泉卵、サラダチキンを買ってのせれば、栄養価がグンとアップします。自宅でインスタントラーメンを食べるときも、キャベツやもやしなど野菜と一緒に卵をのせる。野菜は面倒であれば冷凍野菜で十分です。

 ただし、コンビニエンスストアはあくまでも必要に迫られたときに活用する場。体に必要な栄養をしっかり摂るならば、できるだけ自炊を心がけましょう。

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橋本 玲子

株式会社 Food Connection 代表取締役

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

ラグビーワールドカップ(W杯)2019で栄養コンサルティング業務を担当。2003年ラグビーW杯日本代表、サッカーJ1横浜F・マリノス(1999年~2017年)、ラグビーリーグワン・埼玉パナソニックワイルドナイツ(2005年~現在)ほか、車いす陸上選手らトップアスリートのコンディション管理を「食と栄養面」からサポート。また、ジュニア世代と保護者に向けての食育活動も行う。アメリカ栄養士会スポーツ循環器栄養グループ(SCAN)並びに、スポーツ栄養の国際的組織PINESのメンバー。アメリカ栄養士会インターナショナルメンバー日本代表(IAAND)として、海外の栄養士との交流も多い。近著に『スポ食~世界で戦うアスリートを目ざす子どもたちに~』(ベースボールマガジン社)

URL:http://food-connection.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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