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体脂肪率は「12%」と「20%」 サッカー選手とラグビー選手の食事はどう違う?

現在、サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会が大盛り上がり。日本代表の躍進が話題になっているが、来年にW杯日本大会を控えるラグビー日本代表も今月はテストマッチ3戦を戦っている。ともにプレー中にぶつかり合うコンタクトスポーツ。競技を戦う上で体作りが重要になるが、その基礎となるサッカー選手とラグビー選手の食事メニューの違いはあるのだろうか。

サッカー選手とラグビー選手、食事メニューの違いは?【写真:Getty Images】
サッカー選手とラグビー選手、食事メニューの違いは?【写真:Getty Images】

コンタクトスポーツで重要な体作り、食事メニューの違いは?

 現在、サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会が大盛り上がり。日本代表の躍進が話題になっているが、来年にW杯日本大会を控えるラグビー日本代表も今月はテストマッチ3戦を戦っている。

 ともにプレー中にぶつかり合うコンタクトスポーツ。競技を戦う上で体作りが重要になるが、その基礎となるサッカー選手とラグビー選手の食事メニューの違いはあるのだろうか。Jリーグチームで長年、栄養アドバイザーを務め、現在はラグビートップリーグのパナソニックワイルドナイツの栄養サポートを担当する公認スポーツ栄養士・橋本玲子氏に聞いた。

 ◇ ◇ ◇

 Jリーグやラグビートップリーグの選手たちは、年齢やポジション、トレーニング内容に合わせて自分に合った食事をします。その日の体調と相談しながら食事の量や内容を考えるのはもちろん、体脂肪率や1日のエネルギー消費量など、客観的な数値も判断基準の一つ。体脂肪率でいうと、現在、サッカーの代表選手で12%以内。ラグビートップリーグでは、チームの考え方やポジションによって異なりますが、体脂肪率が20%を超えないよう食事の面からサポートしています。

 サッカーとラグビーの選手の食事の摂り方で最も違う点は、食べる量です。トレーニング期のエネルギー消費量は、サッカー選手で3500~4000kcal、ラグビー選手で4500~5000kcal。両者の間には1000~1500kcalの差があり、これは女性の2食分相当のエネルギー量になります。いずれの目安量も献立や食べ方を工夫しないと、食べきれないほどのエネルギー量。1日3回の食事ではとても追いつかないので、以前サポートしていたJリーグのチームもパナソニックワイルドナイツも、選手たちは食事と食事の間に1~2回の補食を摂っています。

 例えば、シーズン中のラグビー選手であれば、早朝トレーニングの前に水分と糖質を含むオレンジジュースや、ロッカールームに常備してあるバナナなどで軽くエネルギー補給をします。そして、練習後、良質なたんぱく質や糖質、ビタミン、ミネラルなどがまんべんなく摂れる朝食をしっかり食べ、さらに体重を増やしたい選手は昼食までの間に、おにぎりやバータイプの栄養補助食品で補食を摂ります。

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橋本 玲子

株式会社 Food Connection 代表取締役

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

2003年ラグビーワールドカップ日本代表、サッカーJ1横浜F・マリノス(1999年~2017年)、ラグビートップリーグ・パナソニック ワイルドナイツ(2005年~現在)、車いすバトミントン選手の栄養アドバイザーとして、トップアスリートのコンディション管理を「食と栄養面」からサポート。また、未来のアスリートを目指すジュニア世代と保護者に向けて、健康なこころとからだを育むための食育活動なども行っている。

URL:http://food-connection.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌、フリーランスを経て編集ユニット、Lush!を設立。インタビューや健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌、WEBなどで編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(共に中野ジェームズ修一著、サンマーク出版)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、サンマーク出版)、『肩こりには脇もみが効く』(藤本靖著、マガシンハウス)、『カチコチ体が10秒でみるみるやわらかくなるストレッチ』(永井峻著、高橋書店)など。

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