格闘技のコラム一覧
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泣いて「強くしてほしい」と頼まれた 父が今も忘れない藤波朱理の目の色が変わった日
2023.03.20日本スポーツ界の将来を背負う逸材は幼少期からどんな環境や指導を受けて育ち、アスリートとしての成長曲線を描いてきたのか――。10代で国内トップレベルの実力を持ち、五輪など世界最高峰の舞台を見据える若き才能に迫ったインタビュー連載。今回はレスリング女子で116連勝中と、破竹の勢いを見せる19歳の藤波朱理(日本体育大)だ。来年のパリ五輪出場への期待も高まる、その強さの原点はどこにあるのか。中編では4歳の頃から指導する元レスリング選手の父・俊一さんが、娘の選手としての変化について証言する。「そこそこやれる選手」から印象が一変した試合があった。(取材・文=松原 孝臣)
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116連勝中の19歳、レスリング藤波朱理の原点 父と兄の背中を追う自然体の競技人生
2023.03.16日本スポーツ界の将来を背負う逸材は幼少期からどんな環境や指導を受けて育ち、アスリートとしての成長曲線を描いてきたのか――。10代で国内トップレベルの実力を持ち、五輪など世界最高峰の舞台を見据える若き才能に迫ったインタビュー連載。今回はレスリング女子で116連勝中と、破竹の勢いを見せる19歳の藤波朱理(日本体育大)だ。来年のパリ五輪出場への期待も高まる、その強さの原点はどこにあるのか。前編ではレスリング一家に生まれた幼少期からの歩みを、本人の言葉で辿った。(取材・文=松原 孝臣)
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井上尚弥に打たれ続けた言葉のジャブ 「逸材」の従兄・浩樹が30歳で現役復帰するまで
2023.02.17ボクシングの元日本スーパーライト級(63.5キロ以下)王者・井上浩樹(大橋)が16日、東京・後楽園ホールの同級ノンタイトル8回戦でパコーン・アイエムヨッド(タイ)に2回0分38秒TKO勝ちした。一度引退し、2年7か月ぶりの現役復帰戦。前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥と拓真兄弟をいとこに持つ30歳には、復帰を決断するまでに尚弥の言葉や葛藤があった。戦績は30歳の井上が16勝(13KO)1敗、27歳のアイエムヨッドが4勝(4KO)1敗。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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那須川天心の異端児流デビュー戦会見 時代と逆行、ボクシング界に現れた「変なヤツ」
2023.02.14ボクシングに転向した那須川天心(帝拳)が13日、4月8日に東京・有明アリーナでのスーパーバンタム級ノンタイトル6回戦で、日本バンタム級4位・与那覇勇気(真正)と対戦することが都内の会見で発表された。試合はAmazon プライム・ビデオで生配信。銀髪の外見だけではなく、言葉や行動でも「時代の逆を行く」と異端児ぶりを存分に発揮した。そこには唯一無二の熱意が溢れている。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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那須川天心、井上尚弥の話題に言葉少なの理由 「今は新人。まだ言えない」の真意とは
2023.02.13ボクシングに転向した那須川天心(帝拳)が13日、4月8日に東京・有明アリーナでのスーパーバンタム級ノンタイトル6回戦で、日本バンタム級4位・与那覇勇気(真正)と対戦することが都内の会見で発表された。試合はAmazon プライム・ビデオで生配信。井上尚弥(大橋)と同じ階級になり、会見でも話題を振られたが、多くを語らなかった。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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那須川天心は「90%のアンチ」を覆せるか 世界の「帝拳」が描く強力なプロモート方針
2023.02.10キックボクシング界で“神童”と呼ばれた那須川天心が9日、東京・後楽園ホールで日本ボクシングコミッション(JBC)のB級プロテストに合格した。4月に6回戦でボクシングデビューを予定。高い潜在能力と知名度を持ち、スーパースター誕生の期待がかかる。所属する帝拳ジムの本田明彦会長は、今後のプロモート方針を明かした。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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井上尚弥が動かす日本人ボクサーの主流 激増した統一戦、現代は「本物を追い求める」
2023.01.18ボクサーに求められるものは、時代とともに変化している。前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、13日に4つの王座返上とスーパーバンタム級転向を正式表明。4人(延べ5人)の現役世界王者を倒したバンタム級に別れを告げた。ビッグマッチの連続で盛り上がる日本ボクシング界。背景には常に強者を求めるモンスターの影響があった。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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井上尚弥が挑む「階級の壁」打破 制限時間は5年、Sバンタム級制覇が「本当の最終章」
2023.01.14ボクシングの世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が13日、神奈川・横浜市内のホテルで会見し、4つの王座返上とスーパーバンタム級転向を発表した。2018年5月から9試合で数々の伝説を残したバンタム級に別れを告げ、新たな階級に殴り込み。「本当の最終章」と掲げ、体格差に挑んでいく。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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「リングで礼儀を教育した」 舐めた若手に喝、37歳ボクサーが怒りを隠した引退試合
2023.01.11いら立ちを内に秘めた完勝劇だった。6日にエディオンアリーナ大阪で行われたボクシングイベント「3150FIGHT Vol4」のスーパーライト級5回戦。引退試合だった37歳の元東洋太平洋フェザー級王者・大沢宏晋(ひろしげ・オール)が、22歳の樋口和輝(ARITOMI)に3-0の判定勝ちを飾った。試合前から挑発を受けた世界挑戦経験もある大ベテラン。若手を拳で「教育」し、ボクサー人生に終止符を打った。戦績は大沢が38勝(21KO)6敗4分け、樋口が6勝(2KO)4敗。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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亀田興毅氏は「本物」を提供できるか ファンは見ている、かつての「反省」を生かす姿
2023.01.08元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏がプロモートするボクシングイベント「3150FIGHT Vol4」が6日、エディオンアリーナ大阪で行われた。同氏が初めて世界戦を手掛けた興行。「ボクシング界に恩返しをしたい」とマッチメークや演出にも携わった。今後も「本物」の提供を目指す36歳のプロモーター。手腕がファンに試されている。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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相手を挑発しない世界王者の流儀 ボクサー谷口将隆V2戦の裏側「それが僕の考えです」
2023.01.07ボクシングのWBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(ワタナベ)が6日、エディオンアリーナ大阪で同級2位メルビン・ジェルサレム(フィリピン)に2回1分4秒TKOで敗れ、2度目の防衛に失敗した。よもやの王座陥落を喫したが、試合前の会見でも相手を挑発しない王者の振る舞いを見せていた。戦績は28歳の谷口が16勝(11KO)4敗、28歳のジェルサレムは20勝(12KO)2敗。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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亀田興毅氏、稼げないボクサーに抱く危機感 「必死こいて減量して、収入もなく…」
2023.01.04元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏がプロデュースするボクシング興行「3150FIGHT Vol.4」が、6日にエディオンアリーナ大阪で行われる。WBO世界ミニマム級王者・谷口将隆が2度目の防衛戦、IBF世界同級5位・重岡銀次朗(ともにワタナベ)が世界初挑戦を予定。ダブル世界戦のほか、興行の全カードをABEMAが無料生配信する。
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「既存のボクシングファンをABEMAに」 プロモーター・亀田興毅が描く業界再興の道筋
2023.01.03元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏がプロデュースするボクシング興行「3150FIGHT Vol.4」が、6日にエディオンアリーナ大阪で行われる。WBO世界ミニマム級王者・谷口将隆が2度目の防衛戦、IBF世界同級5位・重岡銀次朗(ともにワタナベ)が世界初挑戦を予定。ダブル世界戦のほか、興行の全カードをABEMAが無料生配信する。
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井上尚弥は「Sバンタム級こそベスト」 元世界王者が見た“階級の壁”を超えて得た強さ
2022.12.18ボクシングの元WBC世界ライトフライ級チャンピオンである木村悠氏が、ボクサー視点から競技の魅力や奥深さを伝える連載「元世界王者のボクシング解体新書」。今回は世界バンタム級4団体統一王者となった井上尚弥(大橋)が、試合後にスーパーバンタム級への転向に意欲を示したことを出発点に、「ボクシングと階級の壁」について自身の経験も踏まえながら、ボクシングを普段あまり見ないライト層にも分かりやすく解説する。そして世界9人目となる4団体統一の偉業を達成した今の井上にとって、スーパーバンタム級こそがベストな階級だと断言している。
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井上尚弥、強すぎるがゆえの苦悩 「ヒリヒリする技術戦」を求め、4階級目の新領域へ
2022.12.15ボクシングの世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が14日、WBO王者ポール・バトラー(英国)との4団体統一戦から一夜明け、神奈川・横浜市内の所属ジムで会見した。前夜は東京・有明アリーナで11回1分9秒KO勝ちし、アジア人初、世界9人目の4団体統一を達成。強すぎるがゆえに早期KO勝ちを求められる苦労、「ヒリヒリする技術戦」を求めて階級を上げることなどを明かした。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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井上尚弥の「お洒落な激励」に感激 重圧を抱えたジム後輩、勇気づけられた1本の記事
2022.12.14ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が13日、東京・有明アリーナでWBO世界同級王者ポール・バトラー(英国)に11回1分9秒KO勝ちし、アジア人初の4団体王座統一に成功する快挙を達成した。スピード、技術に優れる難敵撃破のイメージを作り上げたのは日々のスパーリング。練習相手を務めた後輩には、「お洒落な激励」を送っていた。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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井上尚弥、強すぎて大橋会長が異例のお願い 米合宿の成長、記者たちへ「書かないで」
2022.12.14ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が13日、東京・有明アリーナでWBO世界同級王者ポール・バトラー(英国)に11回1分9秒KO勝ちし、アジア人初の4団体王座統一に成功する快挙を達成した。世界初の「4団体全KO奪取」の大偉業を果たしたモンスターは、9月に初めて本格的な米ロサンゼルス合宿を敢行。強くなりすぎたことで、陣営の大橋秀行会長は「書かないで」と記者に異例のお願いをしていた。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
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夢はカエル界のさかなクン ボクサー引退の入江聖奈、研究者でも貫く「謙虚に」の精神
2022.11.28アマチュアボクシングの全日本選手権最終日は27日、東京・墨田区総合体育館で各階級の決勝が行われた。女子フェザー級では、現役最終戦となった東京五輪同級金メダリストの22歳・入江聖奈が、日体大で1学年後輩の吉澤颯希(さつき)に5-0の判定勝ち。2年連続3度目の優勝で有終の美を飾った。「不器用」を認め、14年のボクサー人生で最後まで貫いた「謙虚に、真摯に」。その精神は「カエル人」として進む、カエル研究の第二の人生でも変わらない。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)