陸上のコラム一覧
-
箱根路の行方も占う“日本一決定戦” 全日本大学駅伝、駒大&青学大の“2強”追うのは?
2022.11.05大学駅伝の2戦目、第54回全日本大学駅伝が11月6日に開催される。コースは全8区間、106.8キロ。後半の7区(17.6キロ)、8区(19.7キロ)がロング区間になり、この2区間は箱根駅伝に近い距離になる。
-
過去4年で2度の箱根駅伝シード落ち 早稲田大が予選会で上げた“名門復活”への狼煙
2022.10.21今年1月の第98回箱根駅伝で13位に終わった早稲田大学は、今季は3年ぶりに予選会からの出発となった。そして、10月15日に行われたその予選会では、4位で無事に本大会の出場権を掴んだ。
-
「走れる作家」になりたかった私が文章を書き残す理由「だから、生きていた痕跡を」【田中希実の考えごと】
2022.09.17陸上女子中長距離の田中希実(豊田自動織機)がコラムを執筆する。3種目で日本記録を持つトップランナーである一方、スポーツ界屈指の読書家としても知られる23歳。達観した思考も魅力的な彼女は今、何を想い、勝負の世界を生きているのか。
-
スポーツ界屈指の読書家 陸上・田中希実、自筆連載を17日スタート「私を書き連ねます」
2022.09.16陸上女子中長距離の田中希実(豊田自動織機)が17日、自ら執筆する特別コラム「田中希実の考えごと」をスポーツ総合サイト「THE ANSWER」でスタートさせる。3種目で日本記録を持つトップランナーである一方、スポーツ界屈指の読書家としても知られる23歳。競技のことはもちろん、日常の出来事や気づき、感性を自らの筆で“形”に残していく。不定期配信となる17日はプロローグ「走れる作家になりたかった」をお送りする。
-
-
田中希実のファンを想う行動 雨上がりの広島、凍える少年たちに贈った1枚のカード【世界陸上】
2022.07.26オレゴン世界陸上は24日(日本時間25日)、10日間の熱戦に幕を閉じた。22歳の田中希実(豊田自動織機)は日本人初の個人3種目に出場。満足できるタイム、順位を得られず大粒の涙を流したが、世界への挑戦を続ける姿は日本のファンの胸を打った。これまでコロナ禍でもファンを楽しませようと試行錯誤。4月の国内レースで取った一つの対応が少年たちを喜ばせていた。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
-
ディーン元気の「諦める美学」 10年間の空白、休養期間も「心の炎を消さなかった」【世界陸上】
2022.07.25オレゴン世界陸上が23日(日本時間24日)、米オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで第9日が行われた。男子やり投げ決勝では、30歳のディーン元気(ミズノ)が80メートル69で9位。2012年ロンドン五輪以来10年ぶりの世界大会だった。この間は心身の疲弊から休養期間を取り、あえて“諦めるシーズン”をつくった年も。紆余曲折を経験したベテランは、存分に戦える喜びを噛み締めた。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
-
田中希実の誰も否定できない3種目挑戦 涙で終わった10日間、闘い続けた「恐怖」の感情【世界陸上】
2022.07.24オレゴン世界陸上が23日(日本時間24日)、米オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで第9日が行われた。女子5000メートル決勝では、田中希実(豊田自動織機)が15分19秒35の12位。日本人初の個人3種目に挑戦した大会を終え、10日間で異例の5レースを走り抜いた。しかし、明確な結果を得られず、レース直後に大粒の涙。多種目出場に否定的な見方もある中、誰にも譲れない挑戦心があった。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
-
北口榛花、快挙から一夜 行きつけになった日本食店が粋な対応「金メダルなら無料が…」【世界陸上】
2022.07.24オレゴン世界陸上が22日(日本時間23日)、米オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで第8日が行われた。女子やり投げ決勝では、北口榛花(JAL)は63メートル27で銅メダルを獲得。五輪を含め、投てき種目日本女子初となるメダルの歴史的快挙を達成した。大会中に何度も訪れ、「行きつけ」になった日本食屋の米国人店主も大喜び。一夜明けた23日(同24日)、北口本人が来店すると、満面の笑みで祝福した。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
-
北口榛花を支えたチェコ人コーチの献身 日本の文化も受け入れた指導「簡単じゃない」【世界陸上】
2022.07.23オレゴン世界陸上が22日(日本時間23日)、米オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで第8日が行われた。女子やり投げ決勝では、北口榛花(JAL)は63メートル27で銅メダルを獲得。五輪を含め、投てき種目日本女子初となるメダルの歴史的快挙を達成した。支えたのはやり投げ王国チェコのデービット・セケラックコーチ。意見をぶつけ合い、口論にもなる間柄だが、北口はコーチの“犠牲”に感謝した。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
-
日本やり投げ界の歴史を変えた北口榛花 今だから笑える「満遍なく辛かった」原石の重圧【世界陸上】
2022.07.23オレゴン世界陸上が22日(日本時間23日)、米オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで第8日が行われた。女子やり投げ決勝では、北口榛花(JAL)は63メートル27で銅メダルを獲得。五輪を通じ、投てき種目日本女子初のメダル獲得という歴史的快挙を達成した。メダルではなく、あえて入賞を目標にした今大会。将来を嘱望された「原石」の一員として、周囲の期待と闘ってきた日々だった。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
-
世界陸上にいた81歳現役カメラマン マラドーナの「神の手」を撮った男の衰えない情熱
2022.07.22オレゴン世界陸上は米オレゴン州ユージンにて、連日熱戦が繰り広げられている。世界中の選手はもちろん、メディアも各国から集結。その中に世界のスポーツ史に残る1枚の写真を撮影した81歳のイタリア人カメラマンがいた。「THE ANSWER」の記者が直撃。1986年に生まれた伝説のシーンを振り返ってもらうと、仕事に向かう姿からは情熱が溢れていた。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
-
たった一人の女子マラソン代表 涙の松田瑞生が背負った直前欠場2人の悔しさ、責任、重圧【世界陸上】
2022.07.19オレゴン世界陸上の女子マラソンが18日、米オレゴン州ユージンで行われ、27歳の松田瑞生(ダイハツ)が日本人大会最速2時間23分49秒の9位で入賞に届かなかった。一山麻緒(資生堂)、新谷仁美(積水化学)が新型コロナウイルス陽性で欠場。日本勢唯一の出場となり、混乱の状況下でド根性を見せた。「日の丸の責任」を背負ったレースだった。優勝は2時間18分11秒のゴティトム・ゲブレスラセ(エチオピア)。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
-
サニブラウンが世界の8人に残るまでの5年間 18歳で米国挑戦、全ては「その1mmを縮める為に」【世界陸上】
2022.07.17オレゴン世界陸上が16日(日本時間17日)、米オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで第2日が行われた。男子100メートル決勝では、同種目日本人初のファイナリストとなったサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)が10秒06(向かい風0.1メートル)で7位。歴史の扉をこじ開け、世界で8人しか立てない舞台に立った。米国の大学に進んで5年間。苦しい日もあった海外経験を乗り越えた裏には、日本陸上界を想う姿があった。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
-
サニブラウン、予選9秒98の衝撃 「はい、まだ全然」の即答が抱かせた決勝進出の夢【世界陸上】
2022.07.16オレゴン世界陸上が15日(日本時間16日)、米オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで開幕した。男子100メートル予選に登場したサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)は、自身3度目の9秒台となる9秒98(向かい風0.3メートル)の7組1着で2大会連続の予選通過。いきなり叩き出した好記録にも、レース後は平然とした様子を貫いた。運命の準決勝と決勝は16日(同17日)に行われる。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
-
箱根駅伝で優勝4度、大東大に復活の兆し “高校日本一”の名将が就任1年目で挑む改革
2022.07.02かつて箱根駅伝で総合優勝4回を誇る名門・大東文化大学も、その予選会では3年連続で敗退しており、低迷が続いている。だが、今季は明らかに過去3年間とは違う。シーズンは始まったばかりだが、復活の兆しがある。
-
日本最速・田中希実が「怖いな」と警戒 同僚ライバル・後藤夢が生んだ抜群の相乗効果
2022.06.157月のオレゴン世界陸上の代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権が、12日まで大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。女子1500メートル決勝では、22歳の後藤夢(豊田自動織機)が4分15秒65の2位。東京五輪で日本人初の8位入賞を果たした日本記録保持者の田中希実とは、高校から現在までチームメイトだ。日本最速ランナーと最も近い場所で切磋琢磨する日々は、確かに成長を後押ししている。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
-
田中希実は「敵なし」ではない 異次元の2冠、その裏で抱えた「孤独、葛藤、恐怖」
2022.06.137月のオレゴン世界陸上の代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権最終日が12日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。女子5000メートル決勝では、22歳の田中希実(豊田自動織機)が15分05秒61で優勝。2位だった800メートル決勝終了から75分後のレースで異次元の強さを発揮した。すでに参加標準記録15分10秒00を突破していたため、優勝した1500メートルに続く2冠とともに2つ目の世界陸上代表に内定。強さを見せつけた一方、レースまでの胸の内には「恐怖」が隠れていた。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)










