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スポーツ界屈指の読書家 陸上・田中希実、自筆連載を17日スタート「私を書き連ねます」

陸上女子中長距離の田中希実(豊田自動織機)が17日、自ら執筆する特別コラム「田中希実の考えごと」をスポーツ総合サイト「THE ANSWER」でスタートさせる。3種目で日本記録を持つトップランナーである一方、スポーツ界屈指の読書家としても知られる23歳。競技のことはもちろん、日常の出来事や気づき、感性を自らの筆で“形”に残していく。不定期配信となる17日はプロローグ「走れる作家になりたかった」をお送りする。

田中希実【写真:奥井隆史】
田中希実【写真:奥井隆史】

本人執筆の連載「田中希実の考えごと」、17日に配信スタート

 陸上女子中長距離の田中希実(豊田自動織機)が17日、自ら執筆する特別コラム「田中希実の考えごと」をスポーツ総合サイト「THE ANSWER」でスタートさせる。3種目で日本記録を持つトップランナーである一方、スポーツ界屈指の読書家としても知られる23歳。競技のことはもちろん、日常の出来事や気づき、感性を自らの筆で“形”に残していく。不定期配信となる17日はプロローグ「走れる作家になりたかった」をお送りする。

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 陸上選手の田中が、健筆を振るう。昨年の東京五輪では、女子1500メートルで日本人過去最高の8位入賞の快挙を達成。今年7月のオレゴン世界陸上では日本人初の個人3種目に出場した。今では1000メートル、1500メートル、3000メートルの3種目で日本記録を持つトップアスリートだが、実は趣味の読書と日記によって培われた「文章力」でも話題になったことがある。

 東京五輪の後、自身のことをつづった文章がSNS上で拡散。五輪までの苦しみや自責の念など、心の葛藤を赤裸々に表現した内容もさることながら、細かな言葉の使い方や構成なども注目された。小学3年生の頃、読書と同時にハマったのが日記。今にいたるまで約14年間続け、書く力が培われた。

 今回のコラムでは陸上や本の世界で感じたことなど、幅広い内容を主観を込めてつづってもらう。田中は「THE ANSWER」を通じ、以下の意気込みを寄せた。

「走りながら日々考えたことを、備忘録のようなつもりで書いていこうと思います。自分の在り方を見つめ直すため、そして自分の在り方を知ってもらうため、恥ずかしいくらいに私自身のことばかり書き連ねたコラムになると思います。私の意図していないところで読者の皆さん自身が、『自分』と出会えるヒントになれば幸いです」

■田中希実 / Nozomi Tanaka

 1999年9月4日、兵庫・小野市生まれ。ランニングイベントの企画・運営をする父、市民ランナーの母に影響を受け、幼い頃から走ることが身近にある環境で育った。中学から本格的に陸上を始め、兵庫・西脇工高に進学。同志社大を経て、豊田自動織機に所属。東京五輪は1500メートルで日本人初の8位入賞。1000メートル(2分37秒33)、1500メートル(3分59秒19)、3000メートル(8分40秒84)の3種目で日本記録を保持する。趣味は読書。好きな本のジャンルは児童文学。とりわけ現実世界に不思議が入り混じった「エブリデイ・マジック」が大好物。田中希実オフィシャルサイト:https://nozomi-tanaka.com/

(THE ANSWER編集部)

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