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コラムの記事一覧

  • 帰ってきたWBCチェコ監督に大阪で直撃 母国ではWBC物語が書籍化「日本でも出版したいんです」

    2024.03.05

    昨年3月の野球ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で一躍有名になったチェコ代表のパベル・ハジム監督が日本に帰ってきた。侍ジャパンとの対戦から1年、漢字の「必勝ハチマキ」で注目を浴びた名物監督は今月6、7日に行われる「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2024日本vs欧州代表」の欧州代表一塁コーチを務める。「日本は第二の故郷。戻ってこられてとても幸せです」と再来日に溢れんばかりの笑顔を見せた。神経科医との兼業でも話題になったハジム氏を、4日に練習試合が行われた大阪・京セラDで「THE ANSWER」の記者が直撃。日本の思い出や、WBC後のチェコ野球の変化を聞いた。母国では、WBCの躍進を伝える書籍が登場。「もし興味を持ってくれる出版社があれば……」と日本でも出版されることを熱望した。

  • 世界と勝負できない日本マラソン界の現状 満たせぬ強者の条件、東京マラソンで弱点浮き彫りに

    2024.03.04

    「五輪を狙う人は全員、力が入っちゃって、空回りというか……」。瀬古利彦氏の言葉が、世界と勝負できない日本マラソン界の現状を表していた。3日に行われた東京マラソン。男子のパリ五輪代表選考レースだったが、代表内定条件となる2時間5分50秒の設定タイムを切る選手はいなかった。

  • 日本新ならずまた涙 新谷仁美、「結果」に人生を懸ける仕事人間の流儀「頑張ったからOKはダメ」【東京マラソン】

    2024.03.04

    東京マラソンは3日、東京都庁~東京駅前行幸通りの42.195キロで行われ、女子1万メートル&ハーフマラソン日本記録保持者の新谷仁美(積水化学)が2時間21分50秒で日本人トップの6位だった。パリ五輪出場ではなく、日本記録更新を狙ってマラソンに挑戦。今回も2分51秒及ばず、また涙した。人生を懸けて挑む大記録。36歳になっても進化を目指す自称「仕事人間」には、結果にこだわる理由がある。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 初めて歩き、すぐに階段を上った1歳の愛娘 西山雄介が引退撤回して東京マラソンを激走した理由

    2024.03.04

    東京マラソンは3日、東京都庁~東京駅前行幸通りの42.195キロで行われ、男子の西山雄介(トヨタ自動車)が自己ベスト2時間6分31秒で日本人トップの9位だった。今夏のパリ五輪残り1枠を懸けた最終選考レース。設定記録2時間5分50秒を切った日本人最上位が内定だったが、西山は41秒届かず、悔し涙を流した。途中の転倒を言い訳にせず、貫いた自分の走り。一時は引退を考えたが、踏みとどまった裏には愛娘と妻の存在があった。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)

  • 出産後も活躍できる事例に パラスキー選手がめざす育児と競技の両立(GROWINGへ)

    2024.03.01

    「スポーツから学ぶ、成長のヒント」GROWING byスポーツくじ。今回は、クロスカントリースキーとバイアスロンでパラリンピック4大会連続出場をめざし、出産を経て競技復帰を果たした阿部友里香選手が登場する。阿部選手は、2023年4月に第一子を出産。「色々な方のサポート」を受けながら、出産予定日の3日前までトレーニングを続けていたという。後編では、計画的な産前・産後のトレーニングに取り組みながら、女性アスリートのライフステージに応じたキャリアの「事例」を作りたいという想いに迫る。

  • ホーバス監督に「使いたかった」と言わしめた18歳 200cm川島悠翔が秘める“日本の鍵”の可能性

    2024.02.26

    男子バスケットボールの「FIBAアジアカップ予選1次ラウンド Window1」第2戦が25日、東京・有明コロシアムで行われ、世界ランク26位の日本が同29位の中国に76-73で勝利し、開幕2連勝を飾った。日本がアジアカップより上位レベルの主要国際大会で中国に勝利したのは1936年のベルリン五輪が最後。“88年ぶり”の中国戦勝利となった。この試合では出番がなかったものの、トム・ホーバス監督が「本当に使いたかった」と評価したのが18歳の川島悠翔。A代表デビューを果たしたばかりの有望株に、大きな期待が寄せられている。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久真大)

  • 井上拓真が評価を一変させたKO防衛 兄・尚弥の残像を拭い去るまで「前は退屈だったと思う」

    2024.02.26

    ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)が25日、初防衛戦から一夜明け、神奈川・横浜市内の所属ジムで会見した。前夜は東京・両国国技館で世界戦初のメインイベントを務め、同級9位ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)に9回44秒KO勝ち。涙のKO防衛を果たした。試合直後に自ら触れた2階級4団体統一王者の兄・尚弥との比較について、この日も言及。ファンを沸かせたKO劇が生まれるまでに、拓真にしかわからない苦労があった。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 次代の最強KOボクサー・中谷潤人 世界最強・井上尚弥に通ずる「期待を超える」という意識

    2024.02.25

    ボクシングのトリプル世界戦が24日、東京・両国国技館で行われ、セミファイナルのWBC世界バンタム級(53.5キロ以下)1位・中谷潤人(M.T)が王者アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)に6回1分12秒TKO勝ちした。日本人3人目の「全勝世界3階級制覇」を達成。次代の最強ボクサーが、転級初戦でWBCのバンタム級王座を日本に取り戻した。

  • 「何か変えられないかな」 人生を豊かに変えたパラスキーとの出会い(GROWINGへ)

    2024.02.22

    「スポーツから学ぶ、成長のヒント」GROWING byスポーツくじ。今回は、クロスカントリースキーとバイアスロンで活躍する阿部友里香選手が登場する。スキーの強豪校として知られる岩手県立盛岡南高等学校時代の2014年、ソチパラリンピックに出場してクロスカントリー・クラシカルで8位入賞を果たすと、平昌パラリンピック、北京パラリンピックと、ここまで3大会連続で出場中だ。前編では、阿部選手をパラリンピックへ導いた果敢にチャレンジしていく行動力と、その結果として自分の中に芽生えた変化について聞いた。

  • NBA級の「圧倒的ホーム感」 世界一DJに“炎”の特殊効果…バスケ群馬が新アリーナで挑む演出改革

    2024.02.22

    バスケットボールBリーグの群馬クレインサンダーズは、2023年に新本拠地「オープンハウスアリーナ太田(通称:オプアリ)」へ移転した。新たなホームコートは、巨大なセンタービジョンや最新鋭の音響システムが導入されており、ヒップホップのナンバーが流れるなか、試合展開に合わせてレーザーや炎といった特殊効果で盛り立てるなど、高揚感に包まれた空間を演出している。まもなくオープンから1年の節目を迎えるなか、群馬でアリーナの演出など興行の統括も行う、吉田真太郎取締役ゼネラルマネージャー(GM)に、現状と今後の展望について聞いた。

  • 井上尚弥、「ここで伝えたい」と敢えて触れたリング禍 MVPスピーチで果たした責任とその意味

    2024.02.20

    ボクシングの2023年度年間優秀選手表彰式が19日、都内で行われ、6年連続7度目の最優秀選手賞(MVP)に輝いた世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)らが出席した。6年連続は歴代単独最多となり、年間最高試合賞(世界戦)とKO賞とともに3冠に。壇上のスピーチでは、2日に亡くなった穴口一輝選手に言及。迷いがありながら、ボクシング界の代表とした立った場で責任を果たした。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 卓球界の不文律「11-0」回避は今や昔 “謎マナー”に違和感、木原も平野も完勝を称賛されるべき

    2024.02.20

    韓国・釜山で行われている世界卓球団体戦で、日本の2選手の完封勝ちがネット上で話題になっているという。日本は女子1次リーグ第3戦で南アフリカに3-0で快勝。第1試合で木原美悠が、第2試合で平野美宇がともに第1ゲームを11-0で完封したのだ。

  • リーチ・マイケルが見た新生ラグビー日本代表 第2次エディージャパンで指揮官と再び奇跡に挑む旅

    2024.02.19

    エディージャパンが動き出した。まだ代表候補の前段階といっていい「日本代表トレーニングスコッド」という名称で、2月6、7日の短期合宿だったが、16シーズンに渡り日本代表を牽引してきたFLリーチ・マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)も自身5度目の挑戦となる2027年ワールドカップ(W杯)オーストラリア大会への意欲を見せた。今回HCに復帰したエディー・ジョーンズの下で、2015年大会では主将として南アフリカを撃破。桜のジャージーの栄光も苦闘も知る男は、帰って来た指揮官、そして顔ぶれが見え始めた新生日本代表をどう見たのか。35歳の大黒柱の言葉から、第2次エディージャパンの実像が浮かび上がる。(取材・文=吉田 宏)

  • 批判覚悟で五輪メダリストが選ぶ「休養」の効果 メディア露出で競技普及、昔はTV出演のために引退も

    2024.02.16

    東京五輪柔道男子100キロ級金メダリストのウルフ・アロン(パーク24)が14日、パリ五輪代表に内定した。11日にはバスケットボールの女子日本代表が世界最終予選でパリ五輪キップを獲得。歓喜の輪の中に、東京五輪で銀メダルに輝いた馬瓜エブリン(デンソー)がいた。

  • 21点差大逆転、富樫勇樹とMr.ジェッツが背中で導いた決勝への道 敵将も脱帽「褒めないといけない」

    2024.02.15

    バスケットボール男子の天皇杯全日本選手権は14日に準決勝を行い、船橋アリーナでは連覇を狙う千葉ジェッツが宇都宮ブレックスに78-72で勝利し、決勝進出を決めた。昨年の準決勝と同カードとなったBリーグの名門同士の一戦。最大21点差を逆転した千葉を牽引したのは、2人のベテランの存在だった。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久真大)

  • アジア杯で晒された日本代表の弱点 他国も“史上最強化”した今、W杯予選は逆に強化のチャンス

    2024.02.12

    サッカーのアジア王者を決めるアジア杯が終わった。優勝候補筆頭といわれた日本をはじめ「W杯常連国」でもある韓国やイラン、オーストラリアなどが決勝に届かなかったことは意外ではあるが、開催国カタールの連覇に驚きはない。アジア杯は、特に開催国が強い大会だからだ。

  • 常識では考えられない男子ハンド監督交代劇 その裏に協会側の政変、両者の関係に記者が抱いた違和感

    2024.02.10

    日本ハンドボール界を襲った突然の監督交代劇。日本協会は9日、男子代表のダグル・シグルドソン監督(50)から伝えられた辞意を受け、後任探しに着手したことを発表した。昨年10月に36年ぶりにアジア予選を突破した監督が、パリ五輪まで半年を切ったこの時期に明らかにした辞意。常識では考えられない監督交代、日本協会と監督との間に何があったのか。(前後編の後編、取材・文=荻島 弘一)

  • 男子ハンドボール代表監督、突然の監督交代に選手衝撃「何も聞いてなかった」「不安だし心配も…」

    2024.02.10

    突然の監督交代に、日本代表選手たちもショックを隠せなかった。日本ハンドボール協会は9日、男子日本代表のダグル・シグルドソン監督(50)が辞意を示していることを公表。辞任を受け入れ、新監督の選任に入ったことを明らかにした。シグルドソン監督のもとで昨年10月に36年ぶりの五輪予選突破を果たした選手たちも困惑。「寂しい」「一緒に戦いたかった」と声を振り絞った。(前後編の前編、取材・文=荻島 弘一)

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