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なでしこ、勝ち点1に見た過去2大会との差 永里亜紗乃の目「リアリティが足りない」

「リアリティが少し足りないのかもしれない」と永里さんは話した【写真:荒川祐史】
「リアリティが少し足りないのかもしれない」と永里さんは話した【写真:荒川祐史】

足りなかったリアリティ「次戦は反発力が問われる試合に」

 日本からすれば相手の出方は決して想定外ではなく、十分に考えられる展開でした。その上で1点でも多く得点して勝たなければいけない相手だったのですが、スペースを消された状況でチャンスを作ることさえままならなかった。攻撃のテンポが上がらないためペナルティエリア内へ効果的に侵入した回数は少なく、攻めきれないもどかしさがシュート8本という数字に表れています。

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 好成績を収めた過去2大会の日本には、こういった難しい展開でもセットプレーで局面を打開してきた歴史があります。ですが今大会に臨むチームはそういったところでのリアリティが少し足りないのかもしれません。前半からショートコーナーなどを織り交ぜて守備側の目先を変える努力をしていましたが、最後まで得点の匂いがするプレーは見られませんでした。

 あらためてW杯の難しさを痛感させられる初戦になりましたが、負けたわけではありません。この試合で得た反省や教訓を次戦以降につなげることができれば、意味のある引き分けにすることもできます。アルゼンチン戦での勝ち点1の価値はまだ決まっていませんし、それを値打ちのあるものに変えるチャンスは残されています。

 第2戦で戦うスコットランドは大会前からダークホースとして注目しているチームで、初戦のイングランド戦を落としているため絶対に勝ち点3が必要な状況です。間違いなく難しい試合になります。ただし、アルゼンチンのように引いて守備を固めるのではなく、攻守ともに前へ出てくることが予想されます。日本らしいパスワークから得点を狙うチャンスは増えるだけに、カウンターへのリスク管理だけは徹底したいところです。

 あらためて自分たちの立ち位置が明確になった初戦を経て、チームとしての成長と変化をどのように表現するか。なでしこジャパンの反発力が問われる試合になります。

(藤井雅彦 / Masahiko Fujii)

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