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なぜ、井上尚弥は海外でも支持されるのか 心を奪って離さない“3つの魅力”とは

海外ファンが興奮するエンタメ性抜群のKOシーン

 2つ目は井上の分かりやすい強さだ。

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 ハードパンチに加えて、距離感、打ち込むタイミングが抜群。17戦全勝のパーフェクトレコード。うちボクシングの華ともいえるKO勝ちが15。ワンサイドで倒しきったナルバエス戦ではあまりの衝撃に拳を痛めた。2015年のワーリト・パレナス(フィリピン)との試合では、ガードの上から相手を破壊。2回1分20秒で終わらせた。

 昨年、バンタム級に転向し、減量苦から解放されると、10年間負けなしだったジェイミー・マクドネル(英国)をわずか112秒で沈め、10月の初防衛戦ではKO負けの経験がなかった元WBAスーパー王者ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)をたったの70秒で失神させた。

 軽量級離れした規格外のパンチが生み出すKOシーンには、観るものを魅了するものがある。特に派手さを求め、エンターテインメント好きの海外ファンが支持するのもうなずける。

 3つ目は将来性だ。井上はまだ26歳になったばかり。一体どこまで強いのか。底が見えない魅力がある。

 今後どんなキャリアを築いていくのか。兼ねてから口にしていた防衛記録、WBSSによって統一王者が視界に入るし、さらにスーパーバンタム、フェザーと4階級、5階級制覇も決して夢物語ではない。大橋会長は以前「37歳まで現役で」と話しており、史上最多6階級制覇の英雄マニー・パッキャオ(フィリピン)のような足跡をたどる可能性は十分にあるのだ。

 過去最強の相手と目されるロドリゲス。決して侮れる相手ではないのは間違いないが、末恐ろしくなるほどの井上尚弥の強さを見たい。それが日本だけでなく、世界のボクシングファンの願いではないだろうか。

(THE ANSWER編集部・角野 敬介 / Keisuke Sumino)

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