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「こだわりながらもこだわらない」 X Gamesで見せるBMXフラットランド・内野洋平の生き様

アーバンスポーツ界で最高峰と言われる世界大会「X Games」が、今年も6月21、22日に日本へやってくる。2022年の初上陸以来、日本で4度目の開催となる今回の舞台は京セラドーム大阪。参加できるのは、大会から招待状を受け取った選ばれし者のみ。その“Top of the top”の中に名を連ねるのが、BMXフラットランドの第一人者・内野洋平だ。

BMXフラットランドの第一人者・内野洋平【写真:藤岡雅樹】
BMXフラットランドの第一人者・内野洋平【写真:藤岡雅樹】

6月21、22日に京セラドーム大阪で「X Games OSAKA 2025」開催

 アーバンスポーツ界で最高峰と言われる世界大会「X Games」が、今年も6月21、22日に日本へやってくる。2022年の初上陸以来、日本で4度目の開催となる今回の舞台は京セラドーム大阪。参加できるのは、大会から招待状を受け取った選ばれし者のみ。その“Top of the top”の中に名を連ねるのが、BMXフラットランドの第一人者・内野洋平だ。

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 1995年に第1回大会が開催され、今年で30周年を迎えるX Gamesだが、BMXフラットランドは常に競技種目だったわけではない。2003年を最後に除外され、19年ぶりに復活したのが、2022年のX Games Chibaだった。

 先達から伝え聞いたことしかなかった“伝説の舞台”の復活だ。通算11度の世界タイトルを持つ男は、もちろん優勝を狙ったが予選敗退。翌年も決勝トーナメント進出を逃す悔しさを味わい、3度目の正直を狙おうとした2024年は開催競技の枠から外れた。そして今年、地元・神戸にほど近い大阪で、再び開催競技に復活を果たす。

「振り返ると、1年目(2022年)は気合が入りすぎた(笑)。2年目も気合が入りすぎたんですけど、ルール変更や競技開始時間に対応しきれなかったのもあって。今回は地元に近いからといって特に感じることはそこまでなくて、親が観に来てくれるとか、そういう感じですけど、そこでまた気合が入ってしまうことはないようにしたいですね(笑)」

 フラットランドを始めて25年あまり。多彩なトリックとオリジナリティー溢れるライディングスタイルで、世界中に“ウッチー”の名を轟かせてきた。そんな百戦錬磨の男でさえ飲み込んでしまう大会が、X Gamesでもある。

「今まで現役を25年以上やってきて、周りには“ベテラン”とか言われてますけどね。実際、ベテランのくせに、これだけ気合が入って空回りしてしまう。そこがX Gamesの凄さだし、計り知れなさというか、まだまだ知りきれない感じが、自分にとっての面白さかなと。だからこそ、いまだにBMXに乗っていますし、まだまだ僕なりに楽しみ方はあるのかなって思いますね」

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