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海外記者に言われた「ありがとう」 19歳専門学生、五輪ボランティアの夏が「夢」後押し

「THE ANSWER」は東京五輪の大会期間中「オリンピックのミカタ」と題し、実施される競技の新たな知識・視点のほか、平和・人権・多様性など五輪を通して得られる様々な“見方”を随時発信する。今回は、大会を支えるボランティアに迫る第2回。都内在住で19歳の専門学生、中野紗さんは将来、スポーツイベントの仕事に就くことを希望している。メディカルサービスとして有明テニスの森やメインプレスセンター(MPC)で活動し、自身の夢を強く押された。(取材・文=THE ANSWER編集部)

有明アーバンスポーツパークでも活動した中野紗さん【写真:編集部】
有明アーバンスポーツパークでも活動した中野紗さん【写真:編集部】

「THE ANSWER的 オリンピックのミカタ」#76

「THE ANSWER」は東京五輪の大会期間中「オリンピックのミカタ」と題し、実施される競技の新たな知識・視点のほか、平和・人権・多様性など五輪を通して得られる様々な“見方”を随時発信する。今回は、大会を支えるボランティアに迫る第2回。都内在住で19歳の専門学生、中野紗さんは将来、スポーツイベントの仕事に就くことを希望している。メディカルサービスとして有明テニスの森やメインプレスセンター(MPC)で活動し、自身の夢を強く押された。(取材・文=THE ANSWER編集部)

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 中野さんが東京五輪のボランティアに申し込んだのは高校2年生のとき。きっかけは母のひと言だった。「友達のお母さんが長野五輪のとき、ボランティアをやって楽しかったことをお母さんが聞いて、それで勧めてくれたんです」。2019年のラグビーワールドカップ(W杯)のボランティアにも応募しようとしたが、年齢制限があった。そのことを覚えていた母が知らせてくれた。

 子どもの頃からスポーツが好きで、水泳やテニスに熱中した。高校生のとき、バスケットボール・Bリーグの2部リーグで会場設営やグッズ販売のボランティアを経験。チームの社員と交流を図るなど、ボランティアのやりがいを感じた。

 現在は専門学校の2年生。スポーツトレーナーをメインに勉強している。「卒業したら大学に編入の制度がある。大学でスポーツビジネスの勉強をしたい」。その一方で、Jリーグの横浜FCでインターンとして働く。クラブスタッフと同じ仕事を一緒にやらせてもらい、商店街でのポスターの張り替え作業も経験した。好奇心と行動力で、夢に向かって一歩ずつ、進んでいる。

 東京五輪では、メディカルサービスの「ファーストレスポンダー」の役割を与えられた。無観客となったが、会場にいるスタッフ一人一人に目を配り、体調に変化がないかどうか観察する活動だ。有明テニスの森では炎天下の中、AEDと救急セットを持って、有明コロシアムの階段を上り下りした。「観客がいるエリアを巡回して、体調が悪い方の初期対応をします」。45分歩いて、15分休憩を繰り返した。猛暑の中で、汗だくになった。

 熱中症の危険を伴うことから、2日目の活動からは医務室で待機する時間が増え、「何かあったら無線を聞いて、車いすを持って行って対応しました」。ボランティアの公式ウエアを着用していると、外国人記者から声をかけられることもあった。

「プレスの方やテレビの方に場所を聞かれて誘導することが多かった。私は英語を話せないんですけど、席に案内したらすごく感謝された。日本語でありがとうと言われたのがうれしかったです」。国際イベントならではの雰囲気を感じ取った。

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