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大成か、解散か― 未完の“現代版ツインタワー”、頂点を目指す上で直面する課題とは

NBAのニューオリンズ・ペリカンズには、24歳のアンソニー・デイビス、27歳のデマーカス・カズンズと強力なビッグマンがいる。現地時間1月14日の敵地ニューヨーク・ニックス戦は、彼ら“現代版ツインタワー”のポテンシャルが端的に表れたゲームだった。

アンソニー・デイビスとデマーカス・カズンズ【写真:Getty Images】
アンソニー・デイビスとデマーカス・カズンズ【写真:Getty Images】

ペリカンズのデイビス&カズンズ、ニックス戦で無限の可能性を誇示

 NBAのニューオリンズ・ペリカンズには、24歳のアンソニー・デイビス、27歳のデマーカス・カズンズと強力なビッグマンがいる。現地時間1月14日の敵地ニューヨーク・ニックス戦は、彼ら“現代版ツインタワー”のポテンシャルが端的に表れたゲームだった。

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 午後3時半開始のデイゲームの影響か、ペリカンズは序盤、動きが鈍く、第3クォーターに最大19点のリードを許す。敵地ゆえ、この時点で勝負は決まったとの雰囲気が漂ったが、最終クォーターに集中力を高め、同クォーターでニックスを13得点に封じて猛追。オーバータイムにもつれ込む激闘の末、ペリカンズが123-118で逆転勝利を飾った。

「僕たちは戦い続けた。常に“負けている”ではなく、“まだ勝っていない”というメンタリティーで臨むようにしている。この勝利によって、粘り強さ、タフネス、精神的な強さを見せられたと思う」

 試合後、デイビスはチーム全体の奮闘を強調したが、実際には彼の怪物的な活躍が最大の勝因だったことは明白だ。ニックス戦のデイビスは今季自己最多の48得点、17リバウンド、4スティール、3ブロックとオールラウンダーぶりを発揮。終盤にもビッグショットを立て続けに決め、敵地ニューヨークのファンにもため息をつかせた。

“相棒”のカズンズはシュートこそ不調だったものの、15得点、16リバウンド、7スティール、3ブロックでデイビスを援護。この2人への対応に手を焼き、ニックスは徐々に手詰まりに陥っていった。

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杉浦 大介

1975年、東京都生まれ。高校球児からアマボクサーを経て、フリーランスのスポーツライターに転身。現在はニューヨーク在住で、ボクシング、MLB、NBAなどを題材に執筆活動を行う。主な著書に「日本人投手黄金時代 メジャーリーグにおける真の評価」(KKベストセラーズ)、「イチローがいた幸せ」(悟空出版)。

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