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1分の「作戦タイム」で何ができるか? ラグビー元日本代表2人も驚いた小学生の可能性

ラグビー元日本代表の小野澤宏時氏と菊谷崇氏が27日、神奈川県・相模原市内のLCA国際小学校を訪れ、ラグビーの楽しさを伝えた。プロのコーチとして「ブリングアップラグビーアカデミー」を主宰する2人は、小学4、5、6年生にラグビーボールを使ったミニゲームを通じて、自由な発想と積極的なチームトークを奨励した。

LCA国際小学校で特別授業を行った小野澤宏時氏(左)と菊谷崇氏【写真:松橋晶子】
LCA国際小学校で特別授業を行った小野澤宏時氏(左)と菊谷崇氏【写真:松橋晶子】

小野澤宏時氏と菊谷崇氏がLCA国際小学校でラグビーの楽しさを伝授

 ラグビー元日本代表の小野澤宏時氏と菊谷崇氏が27日、神奈川県・相模原市内のLCA国際小学校を訪れ、ラグビーの楽しさを伝えた。プロのコーチとして「ブリングアップラグビーアカデミー」を主宰する2人は、小学4、5、6年生にラグビーボールを使ったミニゲームを通じて、自由な発想と積極的なチームトークを奨励した。

 頑丈な身体を持つ特別講師の来校に、子ども達は朝から興奮冷めやらなかった。朝礼が始まる前から小野澤氏と菊谷氏に積極的に話しかけたり、校庭に転がされたラグビーボールを持って駆け回ったり。この日、ラグビー界が誇るレジェンド2人とともに活動するのが4年生以上だと知ると、「え? なんで!?」と隠すことなく残念がる3年生もいたほどだ。

 全校児童が揃う朝礼では、「今年の9月に何があるでしょう?」との質問に、全員が揃って「ワールドカップ!」と元気よく返答。日本代表通算キャップ数149を誇る2人を喜ばせた。さらに、小野澤氏は「おっちゃん」、菊谷氏は「キクちゃん」と子ども達が呼び名を決め、「ラグビーの楽しさを共有しましょう」と呼びかけた2人との距離を一気に縮めた。

 最初に行われた4年生との特別授業では、52名の児童を7チームに分け、チーム全員が肩を組んで輪になり、約15メートル先のゴールまでラグビーボールを運ぶゲームを実施。まずはボールを蹴りながら、輪の外にボールを出したり、輪を崩したりしないようにゴールを目指した。ルールを守りながら、いち早くボールを運ぶにはどうしたらいいか。講師の2人は子ども達に「1分間の作戦タイム」を与え、チームトークを誘発。何度か競争を繰り返すうちに、子ども達から作戦タイムの延長を希望する声も上がったほど。全員がボールのどこかを触りながら地面に落とさないようにゴールを目指す競争では、「みんなで1、2と声を出しながら運ぶ」という作戦を実行したチームが優勝した。

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