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“理不尽”を超えてゆけ 川口能活が考えるプロになれる人、なれない人の差

「今も楽しい瞬間たくさんある」…41歳の「楽しさ」の根源にあるものとは?

 実際、三浦知良を始め、中田英寿、中村俊輔ら、日本サッカー界を代表する選手たちと同じ時を過ごし、肌に接してきた。どんな苦境も力に変える強靭な心がプロになるため、ひいてはプロで活躍するために必須なものとなるのだろう。

 ただ、川口にとって「楽しさ」の根源にあるのは、極めてシンプルなこと。41歳は「今も楽しい瞬間はたくさんある」という。

「いい動き、いいプレーができている時は楽しい。いいプレーができてない時は楽しくない。そこですね。楽しもうとして、楽しんでいるわけじゃない。いいプレーができる、それが結果に結びつく、そういう時が楽しい。笑ってワイワイガヤガヤとやっているのが楽しいのではなく、サッカーに集中していること。しっかり動けている、自分の思う動きができていることが楽しいです」

 何歳になっても、練習の一瞬でもいいプレーができたことが楽しい。だから、日々努力することができる。「楽しむ」という精神は、大事な場面で結果を残すことにもつながってくる。そんな哲学が見え隠れしていた。

 そんな豊富なキャリアで培った経験を惜しみなく伝えたのが、「ポカリスエット エールキャラバン」だった。

 サッカー、バレーボール、バスケットボール、柔道、テニス、バドミントンを通じて、全国170校の部活生を応援する大塚製薬の企画の一環として7月18日に徳島市立高を訪問。全校生徒に講演を行い、その後は今夏のインターハイに出場した強豪のサッカー部に特別指導も実施した。

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