“100m10秒11”高校No.1の16歳、米大学進学も視野 偏差値71の進学校…練習後に塾、朝食前15分で英単語暗記――静岡・松下碩斗

今後は米大学も視野「(英語も)楽しく勉強しています」
在籍する静岡高は、偏差値71を誇る県内屈指の進学校。競技と学業の両立は決して容易ではない。
高校全国No.1の実力ながら、練習や遠征と並行して今も塾に週1、2日通う。「陸上の大会に出場していると、公欠で学校に出席できない日がかさんでいるんですけど……」と苦笑いを浮かべながら、日々の授業に必死についていっている。
だからこそ、隙間時間も無駄にはしない。起床後は朝食までの15分で英単語帳を開き、部活後は塾へ向かうまでの合間で授業の復習。学習習慣が定着している。
卒業後は米大学への進学も視野に入れる。すでにTOEFLの教材を使い、語学習得も本格的にスタートさせているという。
松下は「他の教科に比べると得意な方ではあるので、なかなか楽しく勉強しています」と話す姿は頼もしい。
この日、マイルリレーの前には4×100メートルリレーを走り、10秒00の高校記録を持つ清水空跳(星稜高3年)と同組で同じアンカーを走った。41秒09で組2着。レース後は高校陸上界の顔だった先輩と笑顔で握手を交わした。
高校ラストイヤーになる来季、さらに上のステージを目指す。
「日本選手権の100メートルは出場できると思うので、そこに向けて大きなピークを作りたい。シニアの方々にも引けを取らないような走りをしてきたいと思っています」
トラックの上でも机の前でも決して妥協しない16歳。地道な積み重ねの先に、世界という大舞台をはっきりと見据えている。
(THE ANSWER編集部・戸田 湧大 / Yudai Toda)
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