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ロコ・ソラーレ、中国に10-2完勝 吉田姉妹「大会初日の気持ち」「4年前の失敗活きた」

北京五輪は14日、カーリングの女子1次リーグが行われ、世界ランク7位の日本代表(ロコ・ソラーレ)は同9位の中国と対戦。10-2で完勝し、4連勝となった。10チームによる総当たり戦はこれで5試合を終えて4勝1敗。同日の日本時間21時5分からは平昌五輪銀メダルの韓国と対戦する。

日本代表(ロコ・ソラーレ)は1次リーグ・中国戦に10-2で勝利【写真:Getty Images】
日本代表(ロコ・ソラーレ)は1次リーグ・中国戦に10-2で勝利【写真:Getty Images】

北京五輪・カーリング女子1次リーグ

 北京五輪は14日、カーリングの女子1次リーグが行われ、世界ランク7位の日本代表(ロコ・ソラーレ)は同9位の中国と対戦。10-2で完勝し、4連勝となった。10チームによる総当たり戦はこれで5試合を終えて4勝1敗。同日の日本時間21時5分からは平昌五輪銀メダルの韓国と対戦する。

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 12日にデンマーク、ROC(ロシア・オリンピック委員会)との2連戦で連勝。1日挟んで迎えたこの日は開催国・中国との対戦だった。第2エンド(E)に1点をスチールされたものの、第3Eは3点を奪うビッグエンドで逆転。続く第4Eでも1点をスチールし、第5Eはスキップ藤澤五月のショットが冴え、中国のミスも相まって3点を得た。前半戦を7-1と大量リードで終えた。

 涙したROC戦後に「全然ショットが決まらなくて、本当につらかった」と話した鈴木夕湖も、この日は高いショット成功率を記録するなど復調。第6Eに1点を返されたが、第7Eは藤澤の素晴らしいショットとスイープで2点を奪った。第8Eでも1点を奪った時点で、中国が日本の勝ちを認めてコンシード。10-2で4連勝を決めた。日本の4人は円を作り、肩を抱き合って勝利を称えた。

 試合後のインタビューで、鈴木は「昨日は休みだったので、練習もできた。気になっていたところを修正できたし、自分を信じて投げることができたと振り返った。リードの吉田夕梨花は「今日は新たな気持ち、大会初日という気持ちで。戦うものはアイスだけで、昨日頭と心と体を休めて、今日はアイスだけに集中して乗れたのが良かった」と語った。

 この試合を迎えるまでにストーンの研磨が行われたが、吉田知那美は「4年前の平昌でも大会中盤にあったこと。4年前の私たちが大きな失敗をしてくれていたので、4年前の私たちの失敗がこの試合に活きた。無駄な失敗なんて何一つないと思った」と笑顔を見せた。

 藤澤は韓国戦に向け「今が中国で、夜が韓国。『アジアの日だね』と話していた(笑)。アジアのレベル上がってきている。夜は違ったアイスになるので、ショットを決めることに集中したい」と気を引き締めた。1次リーグは総当たりで各チームが9試合を行い、上位4チームが準決勝に進出する。日本は2018年の平昌五輪で銅メダルを獲得。今夜は前回準決勝で敗れた韓国と対戦する。

(THE ANSWER編集部)

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