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国際Aマッチ出場数、なぜ「キャップ」呼びに? 由来は記念アイテム 五輪の代表戦は対象外【W杯トリビア】

地球規模のスポーツの祭典、サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会は、4強が出揃い、佳境を迎えている。「THE ANSWER」は期間中、今さら人に聞けない素朴なギモンに回答する連載「ワールドカップ・トリビア」を展開。スポーツ新聞社の記者としてJリーグ開幕前からサッカー取材を続けてきたスペシャリスト・荻島弘一氏が、ズバリ答える。第31回は「なぜ代表試合出場数をキャップ数というの?」。

キャップ数233を誇るポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】
キャップ数233を誇るポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】

連載「ワールドカップ・トリビア」第31回

 地球規模のスポーツの祭典、サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会は、4強が出揃い、佳境を迎えている。「THE ANSWER」は期間中、今さら人に聞けない素朴なギモンに回答する連載「ワールドカップ・トリビア」を展開。スポーツ新聞社の記者としてJリーグ開幕前からサッカー取材を続けてきたスペシャリスト・荻島弘一氏が、ズバリ答える。第31回は「なぜ代表試合出場数をキャップ数というの?」。

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Q.なぜ代表試合出場数をキャップ数というの?

A.かつては出場ごとに帽子が贈られたから

【解説】

 サッカーやラグビーでは代表チーム同士の国際試合に出場することを「キャップ」と呼び、試合出場数を「キャップ数」と表現します。キャップとは「帽子」のこと。1886年、イングランド協会が国際試合出場選手に、その栄誉をたたえて記念の帽子を贈ったことが由来です。

 キャップが認められるのは各国のA代表同士の対戦で、FIFAが認めた国際Aマッチのみ。W杯本大会や予選、各大陸選手権、親善試合などで、五輪やU-20など世代別代表戦、クラブチームとの試合などではカウントされません。出場時間には関係なく、フル出場でも交代出場でもピッチに立てばキャップ数は1です。

 現在、最もキャップ数が多いのは、今大会にも出場したポルトガル代表FWロナウドで、233。ロナウドに続くのは、今大会準々決勝までで205試合出場のアルゼンチンのメッシ。さらに、202試合でクロアチアのMFモドリッチとクウェートのFWアル・ムタルが続いています。日本での最多キャップ獲得者はW杯3大会で代表となったMF遠藤保仁で152。146の長友佑都が続きます。

 女子の場合は国際Aマッチが多いことなどからキャップ数は増えがち。1位は米国のFWクリスティアン・リリーで354。澤穂希も日本選手トップの205を記録しています。

(荻島 弘一 / Hirokazu Ogishima)

荻島 弘一

1960年生まれ。大学卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。スポーツ部記者としてサッカーや水泳、柔道など五輪競技を担当。同部デスク、出版社編集長を経て、06年から編集委員として現場に復帰する。山下・斉藤時代の柔道から五輪新競技のブレイキンまで、昭和、平成、令和と長年に渡って幅広くスポーツの現場を取材した。

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