W杯を連覇したチームは? 過去2国達成も…50年以上前の超難関 3大会連続で前回王者が1次L敗退も【W杯トリビア】
地球規模のスポーツの祭典、サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会は、ベスト16の戦いに突入。「THE ANSWER」は期間中、今さら人に聞けない素朴なギモンに回答する連載「ワールドカップ・トリビア」を展開。スポーツ新聞社の記者としてJリーグ開幕前からサッカー取材を続けてきたスペシャリスト・荻島弘一氏が、ズバリ答える。第29回は「W杯を連覇したチームは?」。

連載「ワールドカップ・トリビア」第29回
地球規模のスポーツの祭典、サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会は、ベスト16の戦いに突入。「THE ANSWER」は期間中、今さら人に聞けない素朴なギモンに回答する連載「ワールドカップ・トリビア」を展開。スポーツ新聞社の記者としてJリーグ開幕前からサッカー取材を続けてきたスペシャリスト・荻島弘一氏が、ズバリ答える。第29回は「W杯を連覇したチームは?」。
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Q.W杯を連覇したチームは?
A.ブラジルとイタリアが達成
【解説】
大会を連覇したのは過去に2例だけ。第2回1934年イタリア大会と第3回38年フランス大会を制したイタリアと、第6回58年スウェーデン大会と第7回62年チリ大会で優勝したブラジルだけです。いずれも50年以上前のこと。各国代表の実力差が接近した近年では難しいと言われています。
34、38年大会はともに16チームによるトーナメント戦。地元の34年大会は決勝でチェコスロバキアを、38年大会はハンガリーを下して優勝しました。チームの中心だったのは、FWのジュゼッペ・メアッツァ。伝説的な名選手の名は、ミラノ・コルティナ冬季五輪の開会式が行われたジュゼッペ・メアッツァスタジアム(サンシーロ)の名に残されています。
ブラジルはペレがデビューした58年大会はスウェーデンを、62年大会はチェコスロバキアを決勝で下して連覇を達成しました。続く66年イングランド大会はペレの負傷で1次リーグ敗退しましたが、70年メキシコ大会ではペレが活躍して3度目の優勝。黄金時代を築きました。
もっとも、その後は前回優勝国の苦戦が続きます。2002年日韓大会まで予選が免除されたため「実戦経験が足りない」ことが苦戦の原因ともされましたが、撤廃された06年大会以降も傾向は変わらず。10年南アフリカ大会のイタリア、14年ブラジル大会のスペイン、18年ロシア大会のドイツと、連覇を狙った前回優勝国が3大会連続で1次リーグで敗退しています。
前回の22年カタール大会では連覇を狙ったフランスが決勝まで進みましたが、これも98年フランス大会のブラジル以来。いかに前回優勝国が苦戦しているかが分かります。
(荻島 弘一 / Hirokazu Ogishima)
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