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スペイン移籍直後の清武弘嗣も負傷 なぜ、サッカーで内転筋のトラブルは頻出するのか

再発のリスクを軽減するには…

「私は選手のコンディショニングの際に、膝を内股にする動きをスムーズにし、その筋肉を強化する指導を徹底しています。内転筋のバランスは崩れるものです。修正し、股関節を固めることも大事です」

 同氏は、内転筋の強化とストレッチは欠かせないと指摘する。

「ハムストリング(もも裏)に比べたら、再発は少ない部位という印象がありますが、それでもしっかりとした治療が必要です。再発予防はまずはしっかり患部の筋肉をくっつける、癒合させること。その後、筋力と柔軟性を高めます。そして、運動負荷を徐々に筋力の状態に適応させることです。復帰したからといって、シュートをいきなり強く蹴ったりすると、再発のリスクは高まります。栄養管理も大事になりますね」

 サッカー選手にとって職業病とも呼べる負傷にいきなり直面した清武は現在治療に励んでいる。新盛院長は「移籍直後は、期待やプレッシャーなどから、オーバーワークになりやすいです。また、チームの練習に合流してしばらくは負荷のコントロールに注意が必要です。他のチームメートと同じ負荷の練習をいきなり始めると、適応するまでに時間がかかるので、ケガのリスクが高まります。しばらくは8割程度の負荷のトレーニングが理想的ではないでしょうか。チームスタッフと十分コミュニケーションをとり、いいコンディションでセビージャでも活躍してもらいたいです」とエールを送っていた。

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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新盛 淳司

芝浦田町スポーツ整骨院・はり治療院院長

柔道整復師、鍼灸師

新浦安しんもり整骨院入船院、新浦安しんもり整骨院今川院代表も務める。関節ニュートラル整体普及協会会員。サッカー元日本代表MF中村俊輔をセルティック時代から支える。関東リーグブリオベッカ浦安のチーフトレーナーも務めている。

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