2015年の決勝と同カード…豪州は韓国に逆転負け

　日本代表も参加しているサッカーのアジアカップは2日（日本時間3日未明）、準々決勝を行い、豪州は1-2で韓国に逆転負けを喫した。1-0でリードした後半アディショナルタイム（AT）に追いつかれ、延長戦で決勝点を与える展開。グラハム・アーノルド監督は「準決勝進出まであと1分だったんだ」と無念の思いを吐露した。

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　カタールのスポーツ専門局「beINスポーツ」が公式X（旧ツイッター）で、試合後の記者会見の模様を紹介している。アーノルド監督は「選手たちは今大会通じて良くやってくれたから、試合終了の瞬間は残念な気持ちだったよ。準決勝進出まであと1分だったんだ」と無念そうに語っている。

　試合は前半42分、豪州のクレイグ・グッドウィンがゴール右からのクロスでダイレクトボレーを突き刺し先制。そのまま後半ATに突入し、韓国のソン・フンミンが得たPKをファン・ヒチャンに決められ同点に。更に延長前半14分には、ソン・フンミンにFKで決勝点を奪われ敗れた。

　豪州は2015年以来の優勝を目指して戦い、この試合は当時の決勝カードの再現だった。大熱戦にアーノルド監督は「アジアカップは世界からもっとリスペクトされるべきだ。年を重ねるごとに大会のレベルは上がっている。素晴らしい選手たちもいるし、各国が年々成長しているよ」と、一方では感銘を受けた様子だった。