THE ANSWER編集部・柳田 通斉の記事一覧
-
今季苦戦の原英莉花、正直な心境を吐露 練習&お酒は楽しいが「試合でイラッとする」
2022.05.03女子ゴルフの国内メジャー今季初戦・ワールドレディスサロンパス杯が5日、茨城GC西C(6680ヤード、パー72)で開幕する。練習日の3日には、原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)が囲み取材に応じた。今季はトップ20入りがなく、なかなか気持ちが晴れない状況。練習は前向きにできているものの、試合になると「イラッとする」とも正直に明かした。いまだ復調のきっかけはつかんでいないが、メジャー2勝の実績を踏まえて今大会で上位を目指す。
-
稲見萌寧、新トレーナー4人を経て昨季パートナーと再契約「イチからやってもらっている」
2022.05.03女子ゴルフの国内メジャー今季初戦・ワールドレディスサロンパス杯が5日、茨城GC西C(6680ヤード、パー72)で開幕する。練習日の3日には、昨季賞金女王の稲見萌寧(Rakuten)が会見。今季、トレーナーを代えたことで体の状態が整わなかったことに言及した。計4人の新トレーナーを経て、昨季までのパートナーと再契約。今季出場7戦4勝の西郷真央(島津製作所)の活躍については、「するだろうなと予想していました」などと語った。
-
今季好調の36歳藤田さいきの秘密 肉体はまだ20歳、父は「ピークはこれから」と断言
2022.05.03今季の国内女子ゴルフツアーでは、30代選手の頑張りが目立つ。9戦を終えて、試合時点で30歳だったサイ・ペイイン、35歳の上田桃子が優勝。前週のパナソニックオープンレディースでも34歳のテレサ・ルーが20歳の西郷真央と最後まで優勝を争った。
-
渋野日向子と共通するテレサ・ルーの人間性 緊迫のV争い中に見たスポーツマンシップ
2022.05.02国内女子ゴルフツアーのパナソニックオープンレディースは1日、首位に2打差2位で出た西郷真央(島津製作所)の逆転優勝で幕を閉じた。一時は西郷を4打リードしていた台湾出身のテレサ・ルー(太陽生命)は、後半の2ボギーで2位。約5年ぶりのツアー17勝目を逃した。だが、西郷が15番パー4でイーグルを奪った際は、グータッチ。ラウンド後も明るく、「若い子と一緒に回るのはいいね」と言った。渋野日向子(サントリー)と共通するスポーツマンシップ。“これぞ、ゴルファー”を感じさせたテレサのふるまいだった。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)
-
超イーグルで逆転Vの西郷真央、ジャンボ尾崎が「トップ」と評価の“ゴルフ脳”フル回転
2022.05.01国内女子ゴルフツアーのパナソニックオープンレディース最終日が1日、千葉・浜野GC(6660ヤード、パー72)で行われた。首位に2打差の2位で出た20歳・西郷真央(島津製作所)が1イーグル、2バーディーの68で回り、通算10アンダーで逆転優勝。今季出場7戦で4勝目をつかんだ。昨年、稲見萌寧が7戦3勝をマークしているが、それを凌駕する勢いで勝率は驚異の5割7分1厘に。首痛明けで3週間ぶりの出場で、本調子ではなかったが、ピンチをことごとくしのいだ後に15番パー4の第2打を直接入れ、鮮やかに逆転した。全体を通して、卓越した技術と高い「ゴルフ脳」をフル回転させた勝利だった。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)
-
西郷真央のV支えたプロ合格同期 明かした“ストイック真央”の素顔「笑いのツボが…」
2022.05.01国内女子ゴルフツアーのパナソニックオープンレディース最終日が1日、千葉・浜野GC(6660ヤード、パー72)で行われた。首位と2打差の2位で出た20歳・西郷真央(島津製作所)が1イーグル、2バーディーの68で回り、通算10アンダーで逆転優勝。今季出場7戦で4勝目をつかんだ。キャディーを務めた河野杏奈(フリー)は、千葉・麗澤高ゴルフ部の2学年先輩でプロテスト合格同期。西郷の安定感を目の前で確認し、「後輩だけど尊敬しています」と言った。一方で「笑いのツボが分からない」と西郷の意外な素顔を明かし、西郷が副賞で得たパナソニックの美顔器をもらえることを喜んだ。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)
-
“SNS禁止”で全米女子OP出場決定 名コーチが「早く世に出したい」とまで語る25歳の素顔
2022.04.26全米女子オープンゴルフの日本予選会が25日、千葉・房総CC房総ゴルフ場(東コース6533ヤード、西コース6413ヤード)で開催された。計163人(プロ105人、アマ58人)が出場し、東西コースの計36ホールをプレー。濱田茉優、識西諭里、高木優奈、早川夏未、アマチュアの馬場咲希と伊藤二花の上位6人が出場権を手にした。25歳でプロテスト未合格の識西は、通算8アンダーで2位。今年、テスト合格とは別に設定した目標を見事に達成した。井上透コーチが「早く世に出したい」と願う実力者の素顔に迫った。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)
-
女子ツアー6勝、47歳天沼知恵子は“5刀流” 超多忙でも夢は「全米シニア女子OP出場」
2022.04.19国内女子ゴルフツアー6勝で47歳の天沼知恵子(IMPACT A BODY)は今、“5刀流”で活動している。選手、コーチ、トレーナー、経営者、イベントプロデューサーだ。2011年に腰の手術を受けたが、昨季も45歳以上を対象にしたレジェンズツアー2試合に出場。18年からはセカンドキャリアとしてコーチ、トレーナーを務め、ジムも立ち上げた。若手選手が台頭する状況下、30~40代選手を対象にしたイベントや試合開催にも動き出している。天沼は「THE ANSWER」に、超多忙でも充実した現状、50代での夢を語った。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)
-
宮里藍の父に救われた不登校少年 引きこもり時代から46kg減、生まれ変わった18年物語
2022.04.18プロゴルファー宮里藍のツアー引退から約5年。父の宮里優氏が勤務する沖縄・名護市の大北ゴルフ練習場では、33歳の男性コーチがレッスンに取り組んでいる。名前は藤原健人(ふじわら・けんと)。京都市に生まれ、16歳の夏、初めてここを訪れた。当時は不登校生。両親から預けられる形でゴルフを始めたが、すぐにアパートに引きこもった。しかし、優氏や練習場の人々からの思いを受け、立ち直ることができた。聖志、優作、藍の宮里3兄妹が注目された頃から続く約18年の物語。取材と証言を基に紹介する。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)
-
引退プロ選手のキャリア支援で「静岡が元気になれば」 異例サービスに込めた社長の願い
2022.04.15静岡市のフジ物産株式会社(山崎伊佐子社長)が15日、プロアスリートの再出発を支援するサービス「Ath-up(アサップ)」を開始したことを発表した。全国のアスリートと静岡県内の企業をつなぎ、アスリートのセカンドキャリア支援と静岡の企業の活性化を推進する事業としている。同社はJ1清水エスパルス、ジャパンラグビーリーグワンの静岡ブルーレヴズ、B3ベルテックス静岡、レーシングチームのS-SPORTSをスポンサードしており、この事業に込めた思いを山崎社長に聞いた。(取材・文=柳田 通斉)
-
不動裕理、古閑美保、上田桃子ら輩出の熊本が146勝でぶっちぎり 優勝者なしは10県【女子ゴルフ都道府県別勝利数ランキング】
2022.04.12今季国内女子ゴルフツアーは前週までに6戦を終えた。今週は15日から、熊本空港CCでKKT杯バンテリンレディスが開幕。開催地の熊本県はジュニアゴルファー(高校生まで)育成が熱心なことで知られているが、ツアーの合計優勝回数も断トツ。2位以下を大きく引き離す146勝となっている。
-
上田桃子、35歳でも輝く存在感の背景 大スランプの6年前、名伯楽に教えられた気と技
2022.04.11今季国内女子ゴルフツアー第6戦の富士フイルム・スタジオアリス女子オープン(埼玉・石坂GC)は、上田桃子(ZOZO)の逆転優勝で幕を閉じた。35歳でツアー通算17勝。若手が台頭するツアーでその存在感は増すばかりだ。上田のコーチを務める辻村明志氏も「THE ANSWER」の取材に「桃子は年々、進化しています」と明言。上田がスランプに苦しんでいた30歳の時、復活のきっかけになった出会いについても語った。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)
-
上田桃子が望む“親友”のツアー復帰 今大会はコース設定「しのぶの刺激になる成績を」
2022.04.10国内女子ゴルフツアーの富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日が10日、埼玉・石坂GCで行われ、2打差3位から出た上田桃子(ZOZO)が1イーグル、3バーディー、2ボギーの69で回り、通算9アンダーで逆転優勝を飾った。一時は大里桃子、岸部桃子という“桃子トリオ”が最上位に並ぶ「桃子対決」を制し、昨年5月のパナソニックオープンレディース以来、ツアー通算17勝目(海外1勝含む)。昨年6月の結婚後、ミセス初Vにもなった。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)
-
ツアー17勝目の上田桃子が「赤」を着た理由「この3日間もテレビを見ていました」
2022.04.10国内女子ゴルフツアーの富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日が10日、埼玉・石坂GCで行われ、2打差3位から出た上田桃子(ZOZO)が1イーグル、3バーディー、2ボギーの69で回り、通算9アンダーで逆転優勝を飾った。一時は大里桃子、岸部桃子という“桃子トリオ”が最上位に並ぶ「桃子対決」を制し、昨年のパナソニックオープンレディース以来、ツアー通算17勝目(海外1勝含む)。昨年6月の結婚後、ミセス初Vにもなった。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)
-
稲見萌寧、吉田優利ら10名在籍 プロ選手が入学する日本ウェルネススポーツ大の秘密
2022.03.29ゴルフのツアープロが在籍する大学が、茨城県稲敷市にある。日本ウェルネススポーツ大。ゴルフ部員は、プロ、もしくはプロを目指す選手ばかりだ。現在、部員全員が通信制の学生で、大半の時間を使ってゴルフに打ち込んでいる。国内女子ツアーで活躍する22歳の稲見萌寧(Rakuten)は、1年生でプロテストに合格し、4年生で東京五輪銀メダル、賞金女王となり、3月13日に卒業した。2021年度、部に在籍したツアープロは男子5人(日本プロゴルフ協会員)、女子5人(日本女子プロゴルフ協会員)で、うち6人がシード権選手。この特殊な環境が整った経緯と現状を関係者に聞いた。(取材・文=柳田 通斉)
-
合格率3%難関のプロテスト、6度目の挑戦へ 母はロシア出身の23歳伊藤真利奈の決意
2022.03.28国内女子ゴルフツアーが活況を呈する中、今年も夏からプロテストが実施される予定だ。だが、合格率は3%台の超難関。何度も跳ね返されている選手が数多くいる。母がロシア出身の伊藤真利奈もその一人で、次が6度目の挑戦になる。ロシアの今を憂いつつ、自分の人生を切り拓こうとする23歳の思いを聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)
-
週末の女子ゴルフにあった「ちょっといい話」 19歳岩井千怜にお菓子をくれた相手とは
2022.03.21国内女子ゴルフツアー今季第3戦・Tポイント×ENEOS最終日は20日、鹿児島高牧CC(6419ヤード、パー72)で行われ、堀琴音(ダイセル)が通算9アンダーでツアー2勝目を飾った。最後までもつれた展開で大会は盛り上がったが、その中で知り得た「ちょっといい話」をお伝えする。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)
-
「優勝の順番は回ってくる」 高3から取材する記者が見た36歳横峯さくらの復活ロード
2022.03.21国内女子ゴルフツアー今季第3戦・Tポイント×ENEOS最終日は20日、鹿児島高牧CC(6419ヤード、パー72)で行われ、堀琴音(ダイセル)が通算9アンダーでツアー2勝目を飾った。地元鹿児島県出身でツアー通算23勝の横峯さくら(エプソン)は、通算4アンダーで9位。2018年ヨコハマタイヤPRGRレディスカップの3位以来、約4年ぶりのトップ10入りを果たした。昨年2月4日に第1児の長男・桃琉(とうり)くんを出産。主戦場を米国から8年ぶりに日本に戻した36歳が、復活の気配を感じさせた。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)