新ヒロイン候補 大本里佳が5年間、待ち焦がれた日の丸「世界のトップと戦いたい」
普段は普通の女子大生、リフレッシュ法は「カフェで友達と喋りまくる」
中1でジュニアパンパシフィック選手権に出場するなど国際舞台を経験。以降は伸び悩んだ。高1になってコーチが代わり、才能が開花。ジャパンオープンを連覇するなど実績を残した。日の丸を意識してから5年という年月が流れたが、ようやく掴んだ代表に対する思いは人一倍に強い。
【注目】DAZNは年間プランがおトク! プロ野球、F1、国内サッカー、ゴルフ、テニス…見られる競技が盛りだくさんのDAZNはこちら
プールを離れれば、普通の女子大生。「出かけるのが大好き」といい、週1日のオフは都心に出て買い物はもちろん、食べることが大好きでカフェも巡る。「カフェで友達と喋りまくる」というのが、何よりのリフレッシュになるという。
そんな22歳が、挑む世界水泳の大舞台。「日本の女子の個人メドレーは凄いレベルが高いし、絶対に決勝には進みたい」と意気込むが、長く当落選上で代表を逃してきた立場だからこそ、同じ経験をした選手の思いも背負っている。
「(代表を逃した今井)月や(寺村)美穂ちゃんも世界を経験してる選手。2人も世界水泳を狙って凄くトレーニングしていたと思うので、そういう思いも一緒に背負って、私らしいレースがしたい」
「私らしいレース」とは、どんな展開をイメージしているのか。「結構、前半からどんどん積極的に攻めることができるので、そこを忘れずに前に出ていくようなレース」と明かした。
大橋が銀メダルを獲得した前回大会は鮮明に覚えている。「端のレーンで、バタフライからどんどん積極的に行って背泳ぎでホッスー選手と並ぶくらいまで行っていた。何も周りを気にせずに泳ぐ強さは凄い」と思い返し、自分自身が同じ舞台で世界と戦うイメージを膨らませている。
「私も200メートル個人メドレーで世界のトップの方々と戦いたいという思いはある。シンデレラガールになりたいという気持ちはないけど、自分が納得いく結果が出せればいいと思います」
シドニーオープンではベストをさらに更新する2分8秒64で泳ぎ、大橋に勝った。今回は自分が世界を驚かせる番だ。
(明日24日の第4回は塩浦慎理が登場する)
◆世界水泳、テレビ朝日系で連日中継 7月21日に開幕する競泳は、決勝をテレビ朝日系地上波、AbemaTVで最終日まで8夜連続放送。予選はBS朝日、AbemaTVで放送する。
(THE ANSWER編集部)