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世界水泳を小学生21人と観戦 萩野公介さんが水泳教室に参加「水泳から繋がるものを大切にして」

世界水泳福岡のナショナルスポンサーを務めたユニクロは7月29日から3日間、次世代の水泳アスリートを対象にした「ユニクロドリームプロジェクト 世界水泳2023観戦ツアー」を福岡市内で開催した。未来の水泳アスリートの夢を応援することを目的に、公募で選ばれた8~12歳の小学生21人が参加。2016年リオ五輪男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介さんをユニクロドリームキャプテンに迎え、世界大会の観戦や会場ツアー、水泳教室を実施した。

水泳教室に参加した萩野公介さん(中央)と子どもたち
水泳教室に参加した萩野公介さん(中央)と子どもたち

ユニクロがイベント開催

 世界水泳福岡のナショナルスポンサーを務めたユニクロは7月29日から3日間、次世代の水泳アスリートを対象にした「ユニクロドリームプロジェクト 世界水泳2023観戦ツアー」を福岡市内で開催した。未来の水泳アスリートの夢を応援することを目的に、公募で選ばれた8~12歳の小学生21人が参加。2016年リオ五輪男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介さんをユニクロドリームキャプテンに迎え、世界大会の観戦や会場ツアー、水泳教室を実施した。



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 子どもたちと大会を観戦した萩野さんは、競泳観戦のポイントや注目選手について丁寧に説明。参加者はメダリストによる豪華な解説を聞きながら、食い入るように見守った。その後、メイン会場のマリンメッセ福岡A館のバックヤードを巡り、競技直前の選手が待機するコールルームや、選手がメディアにインタビューを受けるミックスゾーンなど、普段は立ち入ることができないエリアを見学。萩野さんと選手入場ゲートに立ち、レプリカメダルを首に提げながら記念写真に納まるサプライズもあり、満面の笑みを浮かべた。

 最終日には、萩野さんによるトークセッションとスイムクリニックを開催。自身が小学生だった頃の水泳への向き合い方、将来の目標について、「僕は幼い頃、オリンピック選手になりたいと思っていたわけではなかったのですが、日々がむしゃらに泳ぎの練習をして、寝て、食べて、その積み重ねが結果に繋がったと思っています。なので、まずは楽しんで、目の前のことを一生懸命に取り組んでほしいです」と投げかけ。子どもたちは真剣な眼差しだった。

 質疑応答では、萩野さんに「海外の体が大きい選手と対戦する時に、どのような気持ちでレースに臨みましたか?」と質問。金メダリストは「レースの時は、自分自身の実力を出し切ることしか考えていなく、体の大きさは気にしたことはありませんでした。周りと比較はせずに、自分の力を信じて頑張って!」と熱いエールを送った。

 スイムクリニックは、萩野さんによる模範演技からスタート。圧巻の泳ぎを目の前で見た子どもたちからは大きな歓声が沸いた。その後、直接指導を受けながら、ドリル2種、自由型スイムを実施。最後は4チームに分かれて、萩野さんとリレー対決。最終盤で子どもたちのチームが萩野さんを追い越し、勝利を収めると、萩野さんは悔しい表情を浮かべながらも相手を称えた。

 ユニクロは今後も、世界水泳の成功と水泳界のさらなる発展に貢献していくとともに、スポーツを通じ、未来を担う子どもたちの夢を育み、より良い社会の実現を目指していく。

 萩野さんは以下の通りコメントを寄せた。

「今回、このプロジェクトに参加させていただき、水泳が面白いということを伝えるために、少しでも楽しんでもらえるように子どもたちと触れ合いました。参加者の子どもたちがみんなイキイキした表情を見せてくれて、水泳に対して素直に取り組んでもらえたことが僕自身もとても嬉しかったです。

 今回のプロジェクトが競技成績や結果にすぐに繋がるわけではありませんが、世界レベルの水泳を生で観戦して学んだこと、今回のプロジェクトでつくった友だちなど、水泳から繋がっていくものを大切にしてもらいたいです」

(THE ANSWER編集部)

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