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衝撃世界新&平泳ぎ3冠の中国選手に完敗 日本2冠・渡辺一平が悔しさ露わ「情けない」【世界水泳】

世界水泳福岡(テレビ朝日系で中継)は28日、競泳の男子200メートル平泳ぎ決勝が行われ、元世界記録保持者・渡辺一平(トヨタ自動車)が2分8秒78の6位だった。世界水泳は2017、19年に銅メダルを獲得した26歳。22年ぶりの母国開催で決勝を戦い抜いたが、メダルには届かず「日本選手権を獲った身としては情けない」と悔しさを吐露した。

元世界記録保持者・渡辺一平【写真:Getty Images】
元世界記録保持者・渡辺一平【写真:Getty Images】

世界水泳福岡・競泳

 世界水泳福岡(テレビ朝日系で中継)は28日、競泳の男子200メートル平泳ぎ決勝が行われ、元世界記録保持者・渡辺一平(トヨタ自動車)が2分8秒78の6位だった。世界水泳は2017、19年に銅メダルを獲得した26歳。22年ぶりの母国開催で決勝を戦い抜いたが、メダルには届かず「日本選手権を獲った身としては情けない」と悔しさを吐露した。



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 世界の壁に跳ね返された。渡辺は6位フィニッシュ。「思い描いた泳ぎではなく、難しさを痛感しました。その中で今日できることはやった」と振り返り、「楽しもうと思って臨んで、楽しめたと思う」と離した。

 中国の覃海洋(タン・カイヨウ)が2分5秒48の世界新を樹立。競泳史上初の50、100、200メートルの平泳ぎ3冠を達成する衝撃を見せつけられた。「同じアジア選手が3冠。僕より圧倒的にレース数も多い。まだまだ努力が必要だし、甘さを痛感した。地力のなさを見せつけられた」と完敗に悔しさを露わ。レース後はプールを見つめ「今の立場をかみしめた」と敗れた場所の光景を焼き付けた。

 4月の日本選手権の100メートル、200メートルで2冠を達成。悲願の金メダルを目指して今大会を迎えたが、100メートルは準決勝ボーダーラインの16番手に0秒06秒届かず、17番手で予選敗退していた。「日本選手権を獲った身としては情けない」と責任を背負った。

 19歳でリオ五輪200メートル6位入賞し、翌2017年に世界記録2分6秒67をマーク。一躍、五輪金メダル候補に挙がり、17、19年世界水泳の200メートルで2大会連続銅メダルを獲得。しかし、21年東京五輪はまさかの代表落選で悔しさを味わっていた。

(THE ANSWER編集部)

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