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「金メダリストでチヤホヤされるのは今だけ」 ボクシング入江聖奈が大学院を目指す理由

「THE ANSWER」は3月8日の国際女性デーに合わせ、女性アスリートの今とこれからを考える「THE ANSWER的 国際女性ウィーク」を展開した。その一環として「女性アスリートのカラダの学校」と題したオンラインイベントを6日に開催し、1、2部で計150人が参加。「食事と体重管理」と題した第2部にゲストとして登場したのは、東京五輪ボクシング女子フェザー級金メダリスト入江聖奈(日体大)だった。

東京五輪ボクシング金メダリスト入江聖奈が明かした謙虚さを崩さない理由と、一人の女性として描く自身の未来【写真:中戸川知世】
東京五輪ボクシング金メダリスト入江聖奈が明かした謙虚さを崩さない理由と、一人の女性として描く自身の未来【写真:中戸川知世】

「THE ANSWER的 国際女性ウィーク」オンラインイベント出演インタビュー後編

「THE ANSWER」は3月8日の国際女性デーに合わせ、女性アスリートの今とこれからを考える「THE ANSWER的 国際女性ウィーク」を展開した。その一環として「女性アスリートのカラダの学校」と題したオンラインイベントを6日に開催し、1、2部で計150人が参加。「食事と体重管理」と題した第2部にゲストとして登場したのは、東京五輪ボクシング女子フェザー級金メダリスト入江聖奈(日体大)だった。

 ボクシング選手ならではの厳しい減量と食生活について、1時間にわたって明かした入江はイベント後にインタビューに応じた。後編では自身のキャリアについて語り、大学限りで競技引退を表明している21歳は、大学院進学を希望していることを明言。そして、五輪金メダリストとなっても謙虚さを崩さない理由と、一人の女性として描く自身の未来を明かした。(取材・文=THE ANSWER編集部・神原 英彰)

 ◇ ◇ ◇

 五輪金メダリスト・入江聖奈は、誰よりも自分自身がその肩書きにしっくり来ていない。

「まず、いまだに金メダリストって、実感が湧いていないので。いったい、いつになったら湧いてくるものなのでしょうか?」

 真顔で言った入江。獰猛に相手を打ち込むリングを降りると一変、ひたすらに腰が低い。

 謙虚に。驕らず。小学3年生から始めたボクシング。勝ってなお、父に「調子に乗るな」「天狗になるな」と口酸っぱく言われ、中高は能力以上に振る舞う選手を見ると反面教師にした。愚直なまでの低姿勢で高みを目指し、大学3年生の夏、胸に提げたのはオリンピックの金メダル。

 メディアから引っ張りだこになり、突然、スポットライトを浴びた。テレビ出演で対面した憧れのフワちゃんには感動したし、生の明石家さんまにはオーラに圧倒された。しかし、変わったのは周囲で、変わらないのは本人。素顔は食費を1日500円に抑えることに必死な学生だ。

「なんか、嫌じゃないですか。金メダリストだからって偉そうにしたら。成績は凄いけど、素朴だねって言われた方が、私にとっては絶対カッコいい。最近は五輪2大会でメダルを獲っても変わらない、フィギュアスケートの宇野昌磨選手は見ていて凄く素敵だなって思いました」

 周りに流されない。自分を貫き、人生を歩く。ボクシング競技も、あと1年を切った大学生活限りでの引退をすでに公言。「今まで突っ走ってきたので。パリ五輪までやろうと言われても、あと2年あまりは私にとって、ちょっと長い」。今回、その後の夢を初めて明かした。

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