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WBC取材で聞いたヌートバーへの“伝言” 爆笑の名手アレナド「下手くそと彼に伝えて」

野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝が18日(日本時間19日)に米フロリダ州マイアミで行われ、前回大会王者の米国がベネズエラに9-7で逆転勝利を飾った。「4番・三塁」で先発出場した米国代表のノーラン・アレナド内野手は試合後、カージナルスの同僚である日本代表のラーズ・ヌートバー外野手のイジリに“反撃”した。

日本代表のラーズ・ヌートバー(左)と米国代表のノーラン・アレナド【写真:Getty Images】
日本代表のラーズ・ヌートバー(左)と米国代表のノーラン・アレナド【写真:Getty Images】

ヌートバーが内野で練習していた理由を聞いたアレナドは…

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝が18日(日本時間19日)に米フロリダ州マイアミで行われ、前回大会王者の米国がベネズエラに9-7で逆転勝利を飾った。「4番・三塁」で先発出場した米国代表のノーラン・アレナド内野手は試合後、カージナルスの同僚である日本代表のラーズ・ヌートバー外野手のイジリに“反撃”した。

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 この日のアレナドは5打数2安打。守備でも6回2死走者なしの場面でヒメネスの三塁線への鋭い打球にすぐさま反応。抜けていれば長打という当たりだったが、横っ飛びで阻止し、ピンチの芽を摘んだ。10年連続でゴールドグラブ賞を受賞している名手が存在感を発揮。準決勝進出に貢献した。

 しかし、そんな球界屈指の三塁手を「そこまで上手じゃない」と“イジった”選手がいる。カージナルスの同僚で日本代表のヌートバーだ。この日フロリダ国際大で行われた侍ジャパンの全体練習で、ヌートバーは内野でゴロをさばく姿も見せていた。その理由を問われると、白い歯を見せてジョークを飛ばした。

「カージナルスの三塁手がそこまで上手じゃないから、チームに戻ったときにそのポジションをやってもらう必要があるかも、と監督から指示があったんだ」

 試合後、この発言を聞いた名手アレナドは「ハハハ! おー、ワオ! それはおもしろいね!」と爆笑。2人はオフからスプリングトレーニングにかけてともに練習するなど仲がいい。WBC期間中も、アレナドは米メディアを通じてヌートバーに刺激を受けた様子のコメントを発していた。

 アレナドは取材に対し、ヌートバーが一塁手として送球練習の相手をしてくれたことを明かした上で、「彼は下手くそだよ。『お前は下手くそだ』と言っていたって彼に伝えてくれ」と笑顔で“反撃”の伝言を託していた。

 米国は19日(同20日)にキューバと、日本は20日(同21日)にメキシコと準決勝を戦う。共に勝利すれば21日(同22日)の決勝で再会することになるが、アレナドは「対戦するチャンスはあるね。決勝で会えたら嬉しいけど、でも今は明日のこと。まずは明日のことを考えないとね」と次の試合に集中した。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro-Muku)

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