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なぜ、あなたの腹は出ているのか 「腹だけ出る人」が逆に引き締めやすい理由

各地で梅雨が明け、本格的な夏が到来しようとしている。すると俄然、気になるのが、ポッコリせり出す腹の肉だ。日体大准教授として教鞭を執りながら、現役ボディビルダーとして活躍。また“骨格筋評論家”バズーカ岡田の異名でメディアでも活躍する岡田隆氏に効果的な“シックスパック”のトレーニングについて聞いた。

カッコいい体作りの方法【写真:photolibrary】
カッコいい体作りの方法【写真:photolibrary】

1か月で効果実感? バズーカ岡田が説く、せめて欲しい“フラットなお腹”の作り方

 各地で梅雨が明け、本格的な夏が到来しようとしている。すると俄然、気になるのが、ポッコリせり出す腹の肉だ。日体大准教授として教鞭を執りながら、現役ボディビルダーとして活躍。また“骨格筋評論家”バズーカ岡田の異名でメディアでも活躍する岡田隆氏に効果的な“シックスパック”のトレーニングについて聞いた。

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 カッコいい体、美しい体を語る上で欠かせないのが腹筋。もはや「割れた腹筋である理由」を語る必要があるのか? というほど、「カッコいい体=シックスパック」のイメージが定着しています。

「腹の脂肪はなかなか減らなくて……」と思われるかもしれませんが、男性の場合、ダイエットの成果をいち早く実感できます。男性は「腹だけが出る人」が多いのですが、それはホルモンの関係で腹にだけ存在する内臓脂肪がつきやすいため。腹部に体脂肪が集中してつきやすい男性は、反対に言えば腹部が引き締まりやすい、とも言えます。“バキバキに割れたシックスパック”になるのはそれなりに大変ですが、“筋肉の割れ目がうっすら見えるフラットなお腹”には、割とすぐに辿り着けます。

 だからといって100回、200回とむやみにシットアップを続けるだけでは、シックスパックにはなかなか辿り着きません。なぜなら腹を凹ませたいなら、筋肉をつけるよりも脂肪を削る作業が重要だからです。

「腹筋はキッチンで作られる」。これはボディビル世界チャンピオンでもあった、かのアーノルド・シュワルツェネッガーの言葉です。彼の言葉にあるように、腹筋を割りたいならば、まずは食事のコントロールが最も重要です。

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岡田 隆

1980年、愛知県生まれ。日体大准教授、柔道全日本男子チーム体力強化部門長、理学療法士。16年リオデジャネイロ五輪では、柔道7階級のメダル制覇に貢献。大学で教鞭を執りつつ、骨格筋評論家として「バズーカ岡田」の異名でテレビ、雑誌などメディアでも活躍。トレーニング科学からボディメーク、健康、ダイエットなど幅広いテーマで情報を発信する。また、現役ボディビルダーでもあり、2016年に日本社会人ボディビル選手権大会で優勝。「つけたいところに最速で筋肉をつける技術」「HIIT 体脂肪が落ちる最強トレーニング」(ともにサンマーク出版)他、著書多数。バズーカ岡田公式サイトhttps://bazooka-okada.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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