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39歳川島永嗣、代表活動に「一区切り」長文メッセージ掲載「すべての日々が永遠の宝物」

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で16強進出した日本代表GK川島永嗣が15日、インスタグラムを更新。長年戦ってきた代表への想いを長文のメッセージで掲載し、「ここが一区切り。ここからはまた自分の挑戦にしていきたい」と今後の代表活動から退くことを示唆した。

日本代表GK川島永嗣【写真:Getty Images】
日本代表GK川島永嗣【写真:Getty Images】

インスタグラムに投稿「ここからはまた自分の挑戦にしていきたい」

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で16強進出した日本代表GK川島永嗣が15日、インスタグラムを更新。長年戦ってきた代表への想いを長文のメッセージで掲載し、「ここが一区切り。ここからはまた自分の挑戦にしていきたい」と今後の代表活動から退くことを示唆した。

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「日の丸を背負うことは何より誇らしく、そして何より尊い」と切り出した川島は、初めて代表に選ばれた2007年から15年間にわたる代表活動について振り返った。W杯には4度出場し、3度のベスト16を経験。「この15年。人生すべてをかけてこの日本代表という場所で戦い続けてこられたことに大きな誇りを感じます」などと想いを記した。

 さらに、39歳のベテランは「日本代表はいつまでも憧れ、そして夢の場所。でもここが一区切り。ここからはまた自分の挑戦に集中していきたいと思います」とし、日本代表活動から退くともとれる言葉を掲載した。

「そして、夢の日本代表という場所でまたどんどん素晴らしいGKが育ち、活躍していってほしい」と次世代守護神の成長を願い、携わった代表スタッフやサポーターに対しての感謝も記し、メッセージを締めくくった。

 川島は名古屋時代の2007年に代表入り。以降はベルギー、スコットランド、フランスと渡り歩きながら、長年、代表のゴールマウスを守った。W杯は2010年南アフリカ大会、14年ブラジル大会、18年ロシア大会と3大会連続で守護神を務め、カタール大会は出場機会はなかったものの、ベテランとしてチームを陰でサポート。代表通算95試合。現在はフランスのストラスブールに所属している。

 掲載したメッセージ全文は以下の通り。

 ◇ ◇ ◇

日の丸を背負うことは何より誇らしく、そして何より尊い。

思い返せば2007年。初めて日本代表に呼ばれた時の事は今でも鮮明に覚えている。サッカー少年だった頃からの夢が現実になった瞬間の興奮、喜び、そして何より感じた身体中を包みぐっと突き刺さる責任感。

あの日から15年。

W杯という夢の舞台で計り知れない喜びを仲間と輪を作り喜び、そして生まれ育った日本という国を思う人達と共にその喜びを分かち合いました。そして幾度となく、破れぬ壁を前に底知れぬ敗北感も味わってきました。

でも、どんな時でも自分のプレーを支えてくれていたのは、自分の背中には日本を思う沢山の人達の想いがある。そんな思いがいつもあったからです。

この15年。人生すべてをかけてこの日本代表という場所で戦い続けてこられたことに大きな誇りを感じます。

日本代表はいつまでも憧れ、そして夢の場所。

でもここが一区切り。

ここからはまた自分の挑戦に集中していきたいと思います。

そして、夢の日本代表という場所でまたどんどん素晴らしいGKが育ち、活躍していってほしい。

この15年間。日本代表と共に素晴らしい夢を見させてくれた、これまでのチームメイト達。関わってきたすべての監督、コーチ、スタッフ。日本代表を陰から支え日本サッカーの発展に貢献し続けてくれた日本サッカー協会の方々。そして、日本の力を信じて応援し続けてくれたサポーターの方々。皆さんと経験したすべての日々が僕にとっての永遠の宝物です。

心から皆さんに感謝したいと思います。
本当にありがとうございました!!

自分の追いかける夢が、また日本サッカーの為に少しでも繋がっていくよう日々精進していきます。

(THE ANSWER編集部)




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