フロアの隅で揺れたポニーテール 突然、杉原愛子が歩を緩め…レンズがとらえた「狙い撃ち」
体操の世界選手権(10月・オランダ)代表選考を兼ねたNHK杯(東京体育館)は16日、全日本の得点の半分を持ち越した女子の最終日が行われ、合計163.079点で3位に入った26歳・杉原愛子(TRyAS)が代表に内定した。日の丸を懸けた大一番でも絶やさない、彼女ならではのファンサービスを見た。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)

THE ANSWER編集部・カメラマンフォトコラム
体操の世界選手権(10月・オランダ)代表選考を兼ねたNHK杯(東京体育館)は16日、全日本の得点の半分を持ち越した女子の最終日が行われ、合計163.079点で3位に入った26歳・杉原愛子(TRyAS)が代表に内定した。日の丸を懸けた大一番でも絶やさない、彼女ならではのファンサービスを見た。(写真・文=THE ANSWER編集部・中戸川 知世)
杉原のガッツポーズが一人の女の子をとびっきりの笑顔にした。
3種目めの平均台を大きなミスなくやりきり、力強く握った両拳をスタンドへ揺らす杉原をカメラで追った。ひとしきり場内の歓声に応え、待機席へ戻る途中、歩を緩めた。そして、一方向をじっと見つめ、丁寧にもう一度ガッツポーズをしてみせた。
それまでのものとは違い、特定の誰かに向けたものだとすぐ分かった。視線の方向にレンズを向けると十数人の女の子たち。今大会、競技前にチアダンスを披露して会場を盛り上げた「Y.G チア」の子供たちが、フロアの隅から拍手を送っていたのだ。

突然、狙い撃ちのファンサービスをもらった女の子はポニーテールが大きく揺れるほど、友達と大喜び。「体操をメジャースポーツに」。競技普及への願いを常々口にする杉原が、会場にいる人すべてを盛り上げたい想いと優しさが滲み出たシーンだった。
カメラを見つけるたびに、ポーズを取ってくれる杉原。私もそんな姿に魅了されている一人であり、あの場にいた女の子も間違いなく虜になったはずだ。
(THE ANSWER編集部・中戸川 知世 / Chise Nakatogawa)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)







